譲二さんと毎日うふふ 妄想小説と乙女ゲーム

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

小説を検索しやすくするためインデックスを作りました

インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。

インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。

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長かったインフルエンザ

2016-03-28 13:12:59 | 日記

先週一週間、インフルエンザで寝込んでいました。
熱はね、大したことなかったんです。
だけど、インフルエンザの判定がなかなかでなくて、結局インフルエンザ治療薬は無しでの自力治癒となりました。

今日になってやっと床上げ。
世間はしっかり春ですね。

また気力が回復してきたら、ブログの更新もしていきたいです。

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茶倉譲二 続編ハピエン~その9

2016-03-25 07:44:21 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。 

☆☆☆☆☆

以前予告した譲二続編のハピエンです。

譲二続編のスパエンは京都に、ハピエンは兵庫県の姫路城に行きます。

スパエンのヒロイン好みの内容に対して、ハピエンは譲二さんがとっても楽しんでる。

姫路城エピは譲二さんらしさが出ていて、私的には好きな話です。

☆☆☆☆☆
茶倉譲二 続編ハピエン~その9
〈譲二〉

本音を言えば、せっかく2人で過ごすんだから、百花ちゃんとの仲はもう少し進展させたいなって思う。

もしも彼女が受け入れてくれるなら……。

無言で彼女をじっと見つめる。

しかし、戸惑ったように見開かれた瞳が、俺を受け入れる余裕などないことを教えてくれた。


(ふぅ…。焦りすぎだな、俺は…)


譲二「百花ちゃんって、ほんとかわいいよね」


百花ちゃんがおずおずと聞き返す。


譲二「考えてること、全部バレちゃってるよ」


そう言って彼女の隣に座ると、また百花ちゃんは腰をずらして離れてすわる。


(だけど、もう逃がさないよ)


それ以上離れて欲しくなくて、彼女の腕を静かにつかんだ。


百花「じょ、譲二さん…!?」


百花ちゃんが一段と高い声をだした。


(怖がらせるのはこれくらいにしとかないとね…)


譲二「男は、みんなオオカミだってこと」

百花「…え?」

譲二「忘れないようにね」


何か言いたそうな百花ちゃんを遮って言う。


譲二「今日はたくさん歩いて疲れたでしょ。そろそろ寝ようか」

百花「えっ、あ…」


ワザとなんでもないように明るく「電気消すよー」と声をかけた。

そのままベッドに横たわる。


譲二「大丈夫? 暗い?」

百花「いえ…」


なかなか寝つけないのか、百花ちゃんが寝返りをうつ気配がした。


(やれやれ……このままでは俺も眠れそうにないな…)


俺は起き上がって声をかけると百花ちゃんを優しく抱きしめた。


譲二「いい夢が見れるように」


そして、緊張で身体を硬くしている百花ちゃんのおでこに軽くキスをした。


百花「え?」


薄闇の中で百花ちゃんが驚いた声を出した。


譲二「ごめんね、緊張させて」


(安心して…。これ以上は何もしないから)


譲二「百花ちゃんが大人になったら、また2人で来よう」

百花「譲二さん…」

譲二「その時はもちろん…キスだけじゃないからね」

百花「!?」

譲二「それまではお預けかな」


(焦るな!がんばれ、俺…)


小さく呟いた言葉を聞き返されて、「なんでもないよ」と答える。

百花ちゃんから離れて自分のベッドに横たわった。

すると、百花ちゃんが「ふふ…」って笑った。


譲二「え?」

百花「なんでもないです」


さっきまでは俺に襲われるんじゃないかって怯えていたくせに…。

今は何が面白いのかあんな風に笑ってる…。

なんだか…こういうところが女の子は謎めいていて、小さな百花ちゃんも大人びたなって思ってしまう。


譲二「おやすみ、百花ちゃん」

百花「はい…おやすみなさい」


茶堂院グループを必ず立て直して、必ず百花ちゃんの元に帰ってくる。

そしていつか…。

百花ちゃんがもっと大人の女性になったら…その時は。


しばらくして、隣からスヤスヤと安らかな寝息が聞こえてきた。


譲二「おやすみ。俺の…百花」


小さく呟いてみる。

いつか、彼女が目を覚ましている時にそう言える勇気が出るだろうか?

 

『茶倉譲二 続編ハピエン』おわり

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茶倉譲二 続編ハピエン~その8

2016-03-24 07:50:39 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。 

☆☆☆☆☆

以前予告した譲二続編のハピエンです。

譲二続編のスパエンは京都に、ハピエンは兵庫県の姫路城に行きます。

スパエンのヒロイン好みの内容に対して、ハピエンは譲二さんがとっても楽しんでる。

姫路城エピは譲二さんらしさが出ていて、私的には好きな話です。

☆☆☆☆☆
茶倉譲二 続編ハピエン~その8
〈譲二〉

ホテルの部屋はツインを取ってあった。

本当は別々の部屋を取るべきだったかもしれない。

だけど、しばらく会えなくなる百花ちゃんとこの旅行の間だけは片時も離れたくない、という思いがあってツインにしたのだった。

もっと深い仲になれたらいいな~という微かな願望も少しはあったしね。


ホテルの部屋で2人だけになると、ちょっと気詰まりな気がして部屋に備え付けのパンフレットを開いてみた。


譲二「見て、百花ちゃん。このホテル、朝食が豪華なんだって」

百花「は、はい…」

譲二「楽しみだね。明日早起きしないと」


何気なく百花ちゃんをみるといつもと様子が違う。

どことなくおどおどしてるし、何か気がかりでもあるみたいだ。


譲二「…百花ちゃん?」

百花「…はい」

譲二「なんでそんなに遠くにいるの?」


ベッドに腰かける俺とは少し離れたイスに座ってしまっている。


百花「こ、こっちから夜景が見えるなーと思って」

譲二「あ、ほんとだ。夜景も売りだって書いてある」

譲二「って、もうこんな時間だね…」

譲二「百花ちゃん、シャワーお先にどうぞ」

百花「え!?」

譲二「え?」

百花「い、いえ…」


百花ちゃんは相変わらず無口なまま着替えを持ってシャワーを浴びに行った。


いっぱい歩かせたから、疲れてるんだよね?


☆☆☆☆☆


百花ちゃんと交代してシャワーを浴びたあと、部屋にもどった。

ぼーっとしてる百花ちゃんに声をかけると「わっ」と驚いて飛び上がった。


どうかしたのか聞いてみたけど…。


百花「な、なんでもないです」


百花ちゃんは壁を背に張りつくようにしている。


その上、俺が少し近づくと同じだけ距離をとって後ずさってる。


(わぁ…完璧に意識されてる…)

(まぁ、逆に今までの百花ちゃんが無防備過ぎたんだけどね。俺、男として見られて無いんじゃないかと不安になるくらいだったから…)



少し怯えた瞳で俺を見つめる百花ちゃんが可愛いくて、ついからかいたくなってしまった。


譲二「そんなふうに逃げられると逆につかまえたくなっちゃうよ」


ポソリと呟くと百花ちゃんはますます焦った顔になった。


百花「え!?」


安心させるように、にっこり微笑んで誘う。


譲二「だから、こっちにおいで」

百花「は、はい…」


百花ちゃんはどもりながら返事すると、少しだけ近寄って自分のベッドにちんまりと座った。


(俺のそばに座って欲しかったんだけどなぁ)


やっぱり、いつもの俺と雰囲気が違ってて怖いんだろうな。

 

その9へつづく

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茶倉譲二 続編ハピエン~その7

2016-03-23 07:53:03 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。 

☆☆☆☆☆

以前予告した譲二続編のハピエンです。

譲二続編のスパエンは京都に、ハピエンは兵庫県の姫路城に行きます。

スパエンのヒロイン好みの内容に対して、ハピエンは譲二さんがとっても楽しんでる。

姫路城エピは譲二さんらしさが出ていて、私的には好きな話です。

☆☆☆☆☆
茶倉譲二 続編ハピエン~その7
〈譲二〉

百花ちゃんをバルコニーに誘ってみた。

おくれ毛をなびかせて、彼女は歓声を上げる。


百花「わあ…ここからだと、夜景がさっきよりももっとキレイですね」

譲二「外に出ると、景色が近くなったような気がしない?」

百花「はい! こうしてみると、手が届きそう…」


百花ちゃんは夜景に向かって手を伸ばした。

俺はその手を取った。


そして、クロフネを閉店した日に百花ちゃんに言ったことを覚えてるか尋ねた。


譲二「夢ができた、って言ったでしょ」

百花「はい」

百花「もちろん覚えてます。ずっと気になってました」

譲二「昔の俺の夢はね…たくさんの思い出が詰まった吉祥寺で」

譲二「喫茶店のマスターをやることだったんだ」

百花「じゃあ、その頃の譲二さんの夢は叶ったんですね」

譲二「うん、そうだね。…あと…今の夢はね…」


軽く深呼吸すると、百花ちゃんの瞳を真っ直ぐに見て言った。


譲二「思い出が詰まった吉祥寺で、大切な彼女とクロフネを再開させること」

百花「譲二さん…それって」


俺は決意を込めて数字を口にする。


譲二「2年」

百花「え?」

譲二「…2年、待ってて」

譲二「2年で茶堂院グループを立て直して、戻ってくる」


(必ず戻って来るから…そして)


譲二「今度こそ、自由の身になって…吉祥寺に、クロフネに」

譲二「百花ちゃんのところに戻ってくるから」

百花「譲二さん…」

譲二「2年経ったら、必ず迎えに行くから」

譲二「だから、それまで…」


百花ちゃんは両手で俺の手をぎゅっと握りしめた。

ぎゅっと握りしめたまま…クロフネで…俺をずっと待ってくれると言ってくれた。

その言葉は俺の胸を熱くした。


『待ってます』…そう言ってもらえるとは思ってた。

だけど、百花ちゃんを一人残していく俺への恨みごと一つ言わずに、待っていてくれるというその健気さがとても嬉しかった。


百花「私…待ってますから」

百花「吉祥寺で…クロフネで…あの場所で、譲二さんのこと」

譲二「うん…ありがとう」

譲二「こんな口約束だけでごめんね」

百花「いいんです…この約束があれば、2年間がんばれるから」


目をうるうるさせて百花ちゃんは俺を見つめてくれいてる。

それは俺も同じだ。

百花ちゃんとの約束さえあれば、どんな困難だって乗り越えてみせる。

だけど…。


譲二「俺の方が…百花ちゃんに毎日会えなくて辛いかも」

百花「そんなこと…」


クロフネで再会して分かったことだけど、女の子はちょっと会わないうちにあっという間に成長してしまう。

俺のほうが大人だ大人だと思っていても、いつか大人になった百花ちゃんに頼りない男だと思われてしまうかもしれない。

それに…。


譲二「うかうかしてると、他のヤツに取られるかもしれないし」

譲二「とりわけ…あの商店街には、たくさんライバルがいるからね」


不思議そうに百花ちゃんが聞き返した。


百花「ライバル?」

譲二「そう。強力で大切なライバルたちがね」


みんな、百花ちゃんのことが大好きなんだよ。

俺は彼らに決して負けてないつもりだけど。

百花ちゃんの気持ちが揺らいでしまったら…俺にはどうしようもない。

その俺の不安な気持ちを打ち消すように、百花ちゃんはしっかりと俺の手を握って誓ってくれた。


百花「どんな人が来ても…私、ずっと譲二さんのこと待ってます」

百花「そして、私も頑張ります。譲二さんと並んでも恥ずかしくない人になるために」


そんなふうに言ってもらえてすごく嬉しい。

本当は俺なんか、そんなすごい人間じゃないんだけどね。

でも、俺もそんな百花ちゃんにふさわしい男になれるように、努力し続けるよ。

 

その8へつづく

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茶倉譲二 続編ハピエン~その6

2016-03-22 07:33:49 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。 

☆☆☆☆☆

以前予告した譲二続編のハピエンです。

譲二続編のスパエンは京都に、ハピエンは兵庫県の姫路城に行きます。

スパエンのヒロイン好みの内容に対して、ハピエンは譲二さんがとっても楽しんでる。

姫路城エピは譲二さんらしさが出ていて、私的には好きな話です。

☆☆☆☆☆
茶倉譲二 続編ハピエン~その6
〈譲二〉

レストランで食後のコーヒーを飲んでいる。

百花ちゃんは夜景をうっとりと眺めていた。


その柔らかな眼差しを見ながら、ここを予約して正解だったなと思う。

ネットで色々と調べた甲斐があった。


(百花ちゃんはちょっと大人びた雰囲気のレストランに憧れていたものね)


譲二「今日は疲れさせちゃってごめんね」

百花「でも、すごく充実してました」

譲二「そう?」

百花「やっぱり歴史のことを話したり、見たりしてる譲二さん、素敵です!」


百花ちゃんは満面の笑みで断言する。


百花「前に『魅惑の三国志展』に連れて行ってもらった時みたいでした」


うわぁ。今回もやっぱり子供みたいにはしゃぎ過ぎてたのか。

歴史のことになると周りが見えなくなるクセをなんとかしないと。

そんな俺を呆れもせず、許してくれる百花ちゃん。


百花「だけど…たまにはああいう子供っぽいところも見たいです」


10歳も年上なのにちょっと恥ずかしい。

恐る恐る聞いてみた。


譲二「頼りないと思わない?」

百花「そんなこと思ったことないです。譲二さんは、いつも大人だから」


そして、百花ちゃんは頬を少し染めながら言った。


百花「少し…っていうか、もっと可愛い部分を見たいです」


俺の可愛い部分か…。

百花ちゃんのこと、ついこの前までは小さい女の子だって思ってたけど、いつの間にか…俺が思うよりずっと成長してた。


(こんなに、百花ちゃんにドキドキするつもりなかったんだけどな)


その7へつづく

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