恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

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譲二さんはタレ目で口が大きい

2015-11-10 19:53:53 | イラスト

譲二さんのスチルのポーズは種類が少ない。

立ち絵も含めて、お気に入りとなると悲しいほど種類が少ない。

配信もされなくなって、今後追加の予定もなさそう…。



しかし、私にはオリジナルで色々なポーズが描ける程の腕はない!

なので、持っている他の人のスチルをなぞって顔だけ譲二さんに出来ないか、検討してみた。


ブログに乗せるのは色々問題になりそうだから、一人で楽しむために。

ところで、『誓いのキスと7つの誘惑』は配信が新しい分、進化してて、車の中のシーンも普通の立ち絵ではなく、運転中の姿の絵が使われている。

というわけで、「そうだ、これを使ってみよう。同じ髭男だし」と思いやってみた。


まずそのままトレースして、髪の部分だけ変えてみる。

目も譲二さん風に変えてみる。

→でもなんか違う。


譲二さんの目をもう少し観察して、もう少しタレ目にしてみる。

→まだなんか違う。


鼻も少し変え、口…。
もう少し大きいかな。

→うん、譲二さんらしい感じがする。

《結論》
譲二さんはタレ目で口が大きい…『誓いのキスと7つの誘惑』の博人くんより。

こちらが博人くんを改造したいつもより横向きの譲二さん。線画ですが。


比較、元の博人くん。

 

 

いろんな角度の譲二さんの顔が掛けたら、もう少し好きなポーズのイラストが描けるようになるかな~。


茶倉譲二 続編第七話~その4

2015-11-10 07:58:34 | 吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二

吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。
 

☆☆☆☆☆

茶倉譲二 続編第七話~その4

〈譲二〉

クロフネの前で、必ずまた戻ってくるからとみんなに話してた。

ちょうどその時、剛史の祖母のあい子さんに声をかけられた。

あい子さんがクロフネを使わせて欲しいと言う。

あい子さんの古い友人が訪ねてくるのだという。

50年ぶりに会う友だちとクロフネで再会を喜び合うつもりだというのだ。


譲二「すみません、数日間お休みする予定で…」

あい子「駅前の方にオサレなカフェがあるやろ。あんなんは落ち着かんしな」

譲二「参ったな…開けてあげたいんだけど…」


残念そうなあい子さんに百花ちゃんが声をかけた。

自分がクロフネを営業するというのだ。


百花「あの…料理は譲二さんの味を出すのは難しいと思うんですが…」

百花「コーヒーなら…淹れ方いつも見てますし」

剛史「コーヒーの方が難しいだろ」

春樹「たしかに…なんかマシーンとかあるなら別だけど…」

百花「そうかな…」


そうだな…。

この頃百花ちゃんが時々淹れてくれるコーヒーもココアもすごく美味しいし。

接客の手順も充分任せられる…。


譲二「…百花ちゃんにお願いしようかな」

譲二「お願いしてもいい?」


俺の言葉に百花ちゃんの顔がパッと輝いた。


百花「はい! やります! やらせてください!」


さっきまでの不安そうな表情はもう無い。

そうだ、その方がいい。

俺の帰りを一人で不安に思いながら待っているより、クロフネで働いていたほうが気も紛れるだろう。

ハルたちも次々と手伝うと言ってくれた。


そして…。

一護「……しかたねーから、特別なケーキ用意してやる」

一護「うちのケーキだって、商店街の人気商品なんだからな」

一護「百花の淹れたコーヒーでも、多少はごまかせるんじゃねーの」

譲二「一護…」


ゴメンな、一護。

色々と心配してくれた上に、応援までしてもらって…。


百花「ありがとう、一護くん」

理人「まーったく、素直じゃないよねー」

春樹「ホントだよ、心配なら心配って言うだけでいいのに」

竜蔵「これが流行りのツレツレってやつか」

剛史「ツンデレ」

譲二「まぁまぁ。これが一護の可愛いところなんだから」

一護「うるせーな! マスターも早く行けよ!」

譲二「うん。行ってくるね」


後ろ髪を引かれながらクロフネを後にする。

百花ちゃんがアイツラと一緒なのがちょっと癪だけど…。

百花ちゃんにとったら、手伝いがあった方がいいだろうし。

さあ、今からは実家のことに気持ちを向けないと…。


その5へつづく