やっと休める

昨夜、寒いなぁ～と思いながら布団へ。そして朝起きたら喉ばかりでなく、鼻もやられていた。

風邪かよ～

熱はない。ただただダルい。午後から仕事。お休みもらおうかな…と悩んでいるうちに時間が過ぎてしまって、電話するにももう手遅れ。あと一日だけやし、と大量のビタミン剤と頭痛薬を服用して職場へ向かった。

今日は別の同僚が病院代表職を勤めたので、私は2日前に担当した患者さん6名のもとへ。複数回お世話をすると、要領がわかっているので、動きにムダがなくなる。投薬は主に夕方6時と8時にあるんだけど、それ以外にイレギュラーなものがいくつかあり、継続的にすべき作業はあったけれど、うまく動けたように思う。

ところで今日担当した患者さんの中には103歳のおじいさんと101歳のおばあさんがいた。
おじいさんは今でも頭も足腰もしっかりしている。足の傷口からばい菌が入ったので、その治療のために入院しているだけで、すべてのことを自分でこなしている。
おばあさんはだいぶ耳も遠いし、目も悪いけど、頭はしっかりしていて、介助付きとはいえ自分でお手洗いにも行く。
私たちはこの人たちを“アメイジング103歳（101歳）”と呼んでいる。

特別長生き願望はなく、平均寿命あたりでぽっくり逝けたらと自分自身について願っているけど、とにかく健康を保つことが何より大切だと、病院にいると毎日のように感じる。今はまだ肉体的に深刻な問題を抱えてはいないけれど、それに甘んじることなく、ちゃんと管理していかんと。疲れで風邪なぞ引いている場合ではない。

夜になると作業も落ち着き、疲れがドッと出てきた。病棟の片づけをするつもりだったけど、もうそんな元気はどこにもなく。スタッフ数は足りていたので早引けしようかと思ったんだけど、同僚の「日曜日やからもう少し頑張り」という言葉を受け、踏ん張った（日曜日はお給料がいいので）。

帰宅した今、ソファに沈むように座っている。
Dはすでに高いびき。私がいない間に、私が苦手なジャンルの音楽を、私が嫌う大音量で、私が量や頻度にやいやいと文句を言うお酒を飲みつつ、ひとりコンピュータタイムを満喫したらしい。就職して、コンピュータで遊ぶ時間がうんと減った今、私が仕事に出ている間のひとりの時間が、Dにとって至福のとき。それは結構やけど、また台所は散らかったまま。もうしんどいので明日Dに片付けてもらう。

よし、私も寝よう。明日はDの洋服を見に行く予定。バーゲンやってるからさ。