華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

食事中の人は読むのを避けてください

2013年10月01日 23時47分15秒 | Weblog
夜勤明け。昨夜はバーゲンシフト。
3連勤だったので、通常なら最初2日間の午後シフトで担当した同じ患者を担当する。しかし夜勤の先輩看護師も連勤中で私と同じ患者さんを担当していたので(先の2日間、私がその先輩に申し渡しをしていた)、夜になったら患者さんはまた違う顔を見せるものだし、連夜担当している先輩に譲って私は新しい患者さんを受け持つことになった。
8名を担当したけど、トイレに連れて行く必要があったのは1人だけ。というか、他に介助の必要な人たちは一度も起きなかった。しかも1人で離れた場所の担当で、他のスタッフと会話をすることもなかったため、自由に自分のペースで仕事を進めることができた。めっちゃラッキー。
先輩の患者さんはというと、すべて大きな外科手術(人工膝関節手術)を終えた患者さんたち。術後数日経っているし、比較的若い患者さんたちなので、介助レベルも低い。はずだった。
大きな外科手術の後は皮膚を切ったり、骨を削ったりしているので当然痛みがひどく、術後24時間はモルヒネが高頻度で投与される。モルヒネには副作用がいくつかあるんだけど、そのうちの代表的なもののひとつが便秘。だから排便があったかどうかを確認するのは大切なこと。昨日の段階で4名の患者さんが術後排泄がなく、午後シフトの看護師がそれぞれにかなりたっぷりと便秘薬を投与していたらしい。そして不幸なことにそれらが早々に効き目を発揮。

患者さん4名によるう○こ祭り。

介助レベルは低いとはいえ、手助けはいる。そんな人たちにそれぞれ30分おきにナースコールを押されたらもう本当にイスを温めるヒマもない。文字通り先輩は走り回って順次トイレに連れて行っていた。しかし不幸は重なるもので、4名のうち2名はやや高齢で、手助けは要らないにしても、作業には時間がかかる人たち。トイレに連れて行く間にもよおしてしまって、その結果・・・。私には時間があったので先輩を手伝いはしたけど、本当に担当を変わって良かったとわが身の幸運を噛み締めた。

何はともあれ、みんなお通じがあって良かった。便秘が続くと体も美容にも良くないからさ。

朝になって帰宅したら、Dとグッドルッキングボーイズの散らかした後。台所はきれいにしていったのに、一体何を飲んだんや?というぐらいグラスが山盛り。あとで聞いたところによると、4時ぐらいまで話し込んでいたらしい。ヤレヤレ。
私はいつもならまっすぐベッドに行くけど、今日はさすがにシャワーを浴びてからベッドへ。ところが、シャワーで目が冴えた上、風で寝室のノブが緩いドアが何度も開いて、そのたびに目が覚めたため眠りの質がとても悪かった。12時ごろになってDとボーイズはシドニーへ行くという。彼らを駅まで送ってからまた寝なおしたけど、中途半端で起きてからもずっと体がだるかった。

シドニー観光を満喫した一行は9時過ぎに帰宅。晩ご飯を食べてこなかったとのことで、下ごしらえしておいた照り焼きチキン、トマトスープ、グリーンサラダを出した。照り焼きチキンもクリア。ヨシヨシ。彼らはもう立派な“ユマイナ・チュックス”の一員や。そして今、帰りがけに買ってきたと思われる大量のビールを飲みながら3人ともラップトップを食卓に並べて何かしら盛り上がっている。Dお友達たちもリンゴ社製品使用者なので、Dが嬉しそうにいろいろと教えている。私はその横で料理もさることながら後片付けも。すっかり賄いのおばさん状態。一応Dのお客さまなので彼の顔を立てている。いい妻や。彼らが帰ったらDにはたっぷり家事をさせないと。
今夜も遅くまで起きてるんやろうな。私は中途半端な寝不足を解消するためにももう寝よう。

明日は何すんねやろなぁ。そして彼らはいつまで滞在するんやろう?
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