華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

記念日の夜

2013年10月28日 20時46分29秒 | Weblog
病院より。
昨日書いた通り、今日は手術を受けていた。大きくなった、背中の脂肪腫の摘出。何事もなく無事終了。

恐れていた点滴、及び麻酔。控え室で待っていると麻酔医やってきて、まずは点滴針の挿入。これが痛くなかった。さすがプロ!と言いたくなるほどのスムーズさ。一度挿入されたら痛くはない。意識しなければ問題なし。
点滴針挿入と共に筋肉弛緩剤投与したとドクターが言う。「あ、本当や。手足がダルくなってきた~」と言ってる間に意識がなくなっていた。
次に目覚めたのは、手術も終わり、リカバリールームから病室へ向かう時。それも無理に起こされて。ま、起きなヤバいねんけど。それにしても、すごいなぁ、薬の力。
ちなみに意識不明と睡眠は違う。睡眠は目覚めた時に大なり小なり時間の経過を感じるけど、意識不明から目覚めた時はその間の“時間の感覚”が全くない。なので今日目覚めた時は、一瞬何が起こったのかわからない、不思議な感覚に包まれた。

お昼前に病室へ。ボーッとはしてたけど眠気には襲われず、痛みも吐き気もなく、ずっと起きている。本を読んだり、スタッフのいないところを選んで病棟を歩き回ったり。ナースコールも一度もしてない。なんて良い患者なんやろう、私。
背中にチューブが残されて、そこから血や漿液が流れているのが見える。でも量はちょびっと。白血球、血小板、そして血漿が頑張ってくれているらしい。いいぞ、私の身体。

Dは朝から付き添い、手術が終わってからもしばらくいてくれた。午後になって仕事があるので一旦帰宅。夜、また来ることになっていた。でもその後電話をして、彼も早起きで疲れてるやろうし、私もそれなりに疲れていて、来てもらったところで何かするわけではないので、今夜は家にいてもらうことにした。
今はずっと見てきた音楽オーディション番組の決勝を鑑賞中。さすがに見応えがある。おお、いよいよ発表の時や。

実は今日、2回目の結婚記念日。なのにDは家でひとり、私は病院というなかなかロマンチックな夜を過ごしている。でも一応特別な日なので、術後に記念に一枚。

四十路過ぎがまたスッピンで申し訳ない。

たった今、メッセをやり取りしていた母から「記念日は27日じゃなかったっけ?」との指摘。そうやったっけ? 覚えられない~。ロマンスには本当に程遠い夫婦やわ。あとで自分のブログをさかのぼってみよう。

オーディション番組はお気に入りの女の子が優勝した。ただいま10時過ぎ。面白いテレビ番組があるといいなぁ。
なんでこんなに眠くないんやろう? 疲れてないわけはないのになぁ。不思議。
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