尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん、三代 山崎北山)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン、日本尺八演奏家ネットワーク会員。北九州市小倉南区在住。

筝ルネッサンス 北九州 コンサート 〜アジアの人々と共に〜

2021-04-16 10:00:00 | 日記
八幡西区・黒崎ひびしんホール(大ホール)にて、お筝の東島啓子師が主宰を務めるNPO法人・和楽啓明のコンサートを鑑賞。

今回のコンサートは東アジア文化都市2020北九州・パートナーシップ事業の一環で、東京から吉崎克彦師(筝)を招いてワークショップ等を開催し、その発表の場も兼ねて昨年9月に開催予定だったものが延期され、入場制限の上でようやく実現。

まずゲストの吉崎師や同じく尺八の藤原道山師による篠笛・フルート、地元の尺八諸師を交えて「編曲松竹梅」で開幕。ワークショップ参加者による「きらきら星・よろこびの歌」には、マンダルワさんの馬頭琴や竹チェロが助演。そしてこれまた東京からのゲスト・望月多喜之氶師(小鼓)、陳琦さん(二胡)と共に「銀河鉄道999」、さらに再び地元の尺八諸師も加わって「O・I・W・A・K・E」で前半終了。

休憩を挟んで後半は、高校の筝曲部を舞台にしたアニメ「この音とまれ!」から「龍星群」。続いてゲスト曲として陳琦さんの「戦馬奔騰」、マンダルワさんの「万馬の轟」、吉崎・藤原両師の「光と影」。終曲は「日本民謡による組曲」で賑やかにお開き。

ゲスト出演者の素晴らしい音色とバラエティに富んだプログラムで、とても楽しく充実した内容のコンサートでした。門人たちがお世話になり、重ね重ね東島師に感謝!