門司港の海峡ドラマシップにて、海峡プロジェクトのリーディング公演を鑑賞。今年度の海峡演劇祭、最後の演目です。
1959年(まだ私が生まれる前!)チッソ付属病院で水俣病原因究明のために行われていたという、猫を使った実験をめぐる工場内のお話。リーディングなので特に舞台装置はありませんが、長机にパイプ椅子という絵面が物語の中心となる会議室の雰囲気を醸し出しており、ト書きと台詞だけなのにまるで実際の舞台が目に浮かぶよう。
作者によると、福島の原発事故の際にリーディングによる再演を行って集めた浄財を被災地に寄付したとのこと。時代が変わっても繰り返される現実、それをめぐる人々それぞれの思いなど、いろいろ考えさせられたひとときでした。
素晴らしい作品とキャスト、関係者の方々に拍手!
1959年(まだ私が生まれる前!)チッソ付属病院で水俣病原因究明のために行われていたという、猫を使った実験をめぐる工場内のお話。リーディングなので特に舞台装置はありませんが、長机にパイプ椅子という絵面が物語の中心となる会議室の雰囲気を醸し出しており、ト書きと台詞だけなのにまるで実際の舞台が目に浮かぶよう。
作者によると、福島の原発事故の際にリーディングによる再演を行って集めた浄財を被災地に寄付したとのこと。時代が変わっても繰り返される現実、それをめぐる人々それぞれの思いなど、いろいろ考えさせられたひとときでした。
素晴らしい作品とキャスト、関係者の方々に拍手!