隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

高齢者への感謝をどう届けるのか。

2010-10-23 | 市民との対話
9月26日と10月5日に出会った市民からまったく同じことを要望されました。
70代後半と思われる女性の方で、小平市以外に住んでいる友人も多く、ご自身は
多少持病があるものの比較的元気という共通点も同じでした。

その方々が「小平市は高齢者に対し何にもない。」「小金井市等では、祝い金やバス
(コミバス)の割引など様々あるのに、なぜ、小平市はないのか。」と話題になり、他市
の友人から責められたそうです。

9月20日が、敬老の日ということもあって話題になったようです。

確かに、小平市は一部、敬老祝い金(100歳と88歳は実施中)を廃止し、さらに、
今年から金婚式の記念品を廃止することにしました。金婚式については、事業仕分け
で「無駄で効果がない。」と判定されたようです。
しかし、仕分け人に一言、言わさせてもらえば、今までその事業により支えられて来た
人の顔を知った上で廃止をしてほしい…と。また、事業を切ったことで影響を受ける人
の代替施策も併せて検討すべきと考えます。

最後に、その高齢の方から「私はお金がほしいのではないんです。長生きして良かっ
たですね。ありがとう、といってほしい。」さらに「高齢者がこう…思ってると市へ伝えて
…。」と訴えていました。
本当にその通りで、高齢者が長生きしているのが悪いことのように思える社会は、
未来のない「不幸な社会」と言わざるを得ないと考えるからです…。小平市がそう
なってほしくないと思います。


そこで、10月13日の決算特別委員会で担当へ「祝い金廃止、金婚式記念品の廃止になった方
へ手紙や電話で長寿のお祝いの心を伝えるようなことは考えられないか。」と質問したところ、
「検討します。」との答弁が返ってきました。

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