中国が前原外相への批判を載せた10月22日のチャイナネットを以下に掲載します。
中国と連日マスコミ紙上で批判合戦を繰り広げている中心人物が前原外務大臣です。
しかし、前原外相は何のために中国と摩擦を立てるのかわりませんし、自分で火をつけて
おきながら、「あとは誰か火を消してほしい。」、と言っている(ケンカの仕方を知らない)ただの
駄々っ子にしか見えません。(外交の責任者がトラブルメーカーでは困ります)
だから、(ケンカのやり方を知っている)親分として仙石官房長官の登場となるのでしょうか。
中国網日本語版(チャイナネット)は22日、「波風を経て、非常に脆弱となっている日中
関係に多くの人が関心を寄せる中、就任まもない日本の前原誠司外相は、連日に渡って驚く
べき発言を繰り返している」と報じた。
18日の国会質疑で、前原外相は中国側の漁船衝突事件での対抗措置について「極めて
ヒステリックなもの」と発言した。17日に日本の右翼団体が中国大使館の包囲を扇動した前日、
尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題について「1ミリたりとも譲らない」と放った。
普通の政治家であれば、政治ショーを演じるために無責任で雲をつかむような話をするのは
珍しくないが、日本の外交を統率する立場にある人物がこのような言葉を用いて刺激し、
日本側は日中関係に重視し、強化に尽力することを何度も強調しているのは実に不可解
である。彼は一体何がしたいのだろうか。
尖閣諸島沖での漁船衝突事件が発生した際、前原氏は国土交通大臣だった。前原氏は中国
の漁民と漁船を取り押さえることを強く主張し、日本の国内法を用いて処理する考えを堅持して
きた。その後、沖縄県に向かい、海上保安庁のスタッフをねぎらった。この争いが世界に知れ
渡った時、前原氏は日中間に領土問題は存在しないと言い張った。外相に就任後、常識的に
言えば、損害を受けた対中関係をどのように改善すべきかよく考えるのが普通だ。
ところが、前原氏は相手の裏をかき、火に油を注ぎ、ブリュッセルでの「廊下会談」後に挽回した
状態を大いにかき乱した。前原氏のこのようなやり方は日中関係の改善と発展にとって明らか
に不利だが、日本の国家利益にとって有利なのかと言えば、それもないだろう。では、どうして
彼はこのようにするのだろうか。それは彼自身の利益のためだ。中国に対し強硬な態度をとる
ことで多くの政治的資産を獲得し、政界での道の基礎とするためだ。
日中両国とも宇宙に移ることはできず、仲良く付き合うことは唯一の正しい選択だ。こういった
言い方はありふれているが、非常に理屈に適っている。近隣と問題が生じることは珍しくないが、
重要なのは冷静かつ理性的に対処し、話し合いを通して問題を解決することで、表面的に
「冷静」を強調することではない。本当の民主党の「明日の星」であるなら、このような戦略的な
見方をすべきである。