隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

「議会が、意見を受け止めてくれた!」。

2012-05-01 | 市民との対話

 4月23日に議会で会った市民から、4月7日の「市民と議会の意見交換会」について、「委員会では、批判があったようですが、参加した市民は良かった、といっていますよ。」と言われました。

 4月10日のブログで書いたように、議会改革調査特別委員会では、委員から厳しい批判を浴びせられましたが、参加した市民は、「議会が、自分の意見を受け止めてくれた。」と、喜んで話していたそうです。 この発言を受けた時、市民から直接選ばれた二元代表制であるはずの議会が遠い存在となって、こうした市民の意見を受け止めていなかったのではないか?という率直な反省で、反論せずに受け止めることにしたのです。 

 さらに、「議員が議会全体の意見を意識するのは分かるが、各会派・議員個人の意見を述べてくれた方がよい。という他の参加者から意見があったのですが、立花さんはどう考えますか?」という問いを受けました。

 この意見は、委員会での共産党委員から出た発言とまったく一緒でした。市民と議会の意見交換会(=議会報告会)での議員の発言は、日頃、持論を述べるだけで他議員の意見など意識しない議員が、市民に伝える時に議会の一員として議会全体の意見を集約して発言をすることにより、議会を意識するようになるとの効果が指摘されています。 

 その市民の問いに、「会派の意見が聞きたいのであれば、現在の委員会と同じなので地域に出向いて行う『出前委員会』ではどうですか?これなら、議会がやろうとすればできることです(但し、行政は無しでやることに…)。」と答えました。

 しかし、いずれ議員全体の議会報告会として開催する時には、現在のテーマだけではなく、会派や議員間で意見が分かれるテーマの選定も必要だと感じました。


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