隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

橋下市長に対し、市教委は条例案丸のみで「白旗」。

2012-02-04 | 政治
 2月3日、読売新聞の記事です。毎日のニュースで橋下市長の話題がない日がありません。国の政治は、民主でも自民でもなく、(政界再編のため)維新の会を中心にして合従連携に動いています。

(引用) 「政治主導による教育行政」を掲げた大阪市の橋下徹市長が2月市議会に提案を目指す教育基本条例案について、市教育委員会は2日、「首長が教育目標を最終決定する」などとした原案を了承した。

 橋下市長が導入を求めている学校選択制も容認、橋下市長の主張をほぼ丸のみし、条例案を巡る両者の対立は決着した。大阪府教委に続き、市教委も条例案を受け入れたことで、今後の焦点は府・市両議会の採否に移る。

 原案は1月末の府市統合本部会議で、橋下市長、松井一郎知事が府教委と大筋合意した。原案では、教育目標を果たさないことが現行法上の教育委員の罷免理由にあたるかどうかの判断権を首長に与えることで、事実上、首長が教育委員を罷免できる形でまとまった。

 橋下市長が代表を務める大阪維新の会が大阪ダブル選前にまとめた案では、首長が教育目標を設定する条項が、教育委員会と首長の職務権限を規定した地方教育行政法に抵触すると文部科学省が指摘していたが、原案では、両者が協議して作成する教育振興基本計画で目標を定めると修正することで、法違反を回避した。

 この日の市教育委員協議では、こうした修正点が評価され、原案について「統合本部の議論を尊重すべきだ」との意見で一致した。市条例案では、市立校の校長公募や、通学区域を越えて小中学校に通える「学校選択制」導入も盛り込む。(終了)