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400試合出場(阿部勇樹)

2014-02-04 16:22:58 | 浦和レッズ
レッズフェスタで、400試合出場記念の花束をもらっていた阿部勇樹選手を取り上げます。阿部勇樹は千葉のユース育ちで16歳の頃から試合に出ていた早熟の天才です。守備的なポジションならどこでもできる順応性を持っていて、浦和移籍1年目のオジェック時代には守備的なポジションを一通り経験して、ACLの優勝に貢献しました。

32歳で400試合はかなりのハイペースで、この調子で試合に出れば山田暢久の501試合を更新することも期待できます。レッズフェスタでは「丈夫な体に生んでくれた両親に感謝します」と山田暢久のコメントをコピーしていましたが、実は阿部勇樹の若い頃は怪我がちだった時期があります。

阿部勇樹は2001年にアルゼンチンで行われたワールドユースを負傷で欠場した痛恨事があります。当時から阿部勇樹はU-20代表のチームキャプテンで、国内の親善試合を見る限りでは欠かせないCBでしたが、大会直前に骨折する不運でワールドユースに出られず、チームも1勝2敗で1次リーグで敗退しました。

それを覚えていたので、阿部勇樹がこれほどまでに負傷に強い選手になれたのには驚きを感じています。夢だった海外挑戦もイングランド2部のレスターシティで叶え、今や浦和に欠かせないボランチです。

阿部勇樹はアテネ五輪代表の当時に直接FKでチームを救ったことがあるので、テクニシャンのイメージでしたが、実際はフィジカルの強さを武器にする守備のスペシャリストです。もちろん浦和でPKキッカーを任されるくらいですから、足元の技術はありますが、たまにパスミスがあってカウンターを食うことがあります。

それでも、ボランチでもCBでもできるということは、ミシャサッカーの4-1-5には最適な選手です。JリーグレベルならCBでも問題なく、ミシャサッカーでカウンターを食ったときに粘って相手の攻めを遅らせることができます。

既に伝説に残るプレーはできていますが、今年は青木加入でここ2年不動だった鈴木啓太とのコンビが安泰ではありません。阿部勇樹はまだまだ浦和に必要と思っていますから、また当たり前のようにピッチに立つ姿を見たいと思います。

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