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ドルトムント対バイエルン

2020-05-30 22:15:24 | ワールドサッカー
ブンデスリーガの首位攻防戦、ドルトムント対バイエルンのビデオを見ていました。首位バイエルンを勝ち点4差で追うホームのドルトムントとしては、勝って勝ち点差を1に縮めて今後の優勝争いをわからなくしたいところです。この両チームはここまで6連勝中とブンデスリーガでは真の強豪で、この試合もそんなエッセンスが詰まった試合になりました。

両者とも、サイドからの攻撃が売り物と、チームカラーは似ています。それでも、戦術的にはドルトムントは3-6-1、バイエルンは4-3-3と違っています。ドルトムントはアウトサイドの攻撃力を使いたいところですが、守備の際に彼らアウトサイドは自陣に帰る必要があるので攻撃参加のためには長い距離を上がらないといけません。

これに対し、バイエルンの4-3-3は、サイドのウイングが常に前に張っておりサイド攻撃はしやすいです。それでも、この布陣は中央の守備を犠牲にしており、アンカーのキミッヒのところに負担がかかる布陣でもあります。どちらのサイド攻撃が機能するかが見どころと思っていましたが、試合は中央の攻防で展開することになります。

最初にチャンスをつかんだのはドルトムントでした。バイエルンのGKノイアーは思い切って前に出るのを武器にしており、ダウードのシュートを前に出て処理しますが、そのクリアをアザールが拾って決定機を迎えます。ホーランのシュートはノイアーの股を抜き、決定的なシュートになりましたが、ゴールをカバーしていたDFボアテングのクリアで辛くも難を逃れます。

その後もドルトムントが中央からの攻めと、若手FWホーランのシュートでチャンスをつかみます。ドルトムントはアウトサイドが早めに帰陣してバイエルンのウイングを抑え、何とかリードして前半を折り返したいところでした。しかし、試合はバイエルンの中央から動きます。ボランチの位置にいたキミッヒのドリブルから、浮かしたループシュートがドルトムントGKビュルキの手をかすめて、ゴールとなりバイエルンの1-0のリードで折り返すことになります。

この試合は首位攻防戦ということもあり、バイエルンは後半はウイングの位置を下げて4-4-1-1気味にブロックを作って守ります。ドルトムントは頼みの綱のホーランが足を痛めて途中交代し、攻撃力は落ちておりそのまま1-0でアウェイのバイエルンの勝利に終わります。あの攻撃力のあるバイエルンが1点を守りに行ったのが驚きで、それだけドルトムントに確実に勝ちたいという意図が現れた試合だったと振り返ります。

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