Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲夏場所初日

2024-05-14 21:06:32 | 他スポーツ
大相撲夏場所初日、国技館で生観戦をしていました。いつも幕下上位から相撲を見る私ですが、今場所は初場所の伯桜鵬、若隆景のような「大物幕下力士」はおらず淡々と進んだ印象です。十両に何度か挑んできた幕下筆頭の嘉陽が勝利を収めていました。十両では遠藤、妙義龍が幕内から下がっていましたが、遠藤は勝利したものの妙義龍は敗れました。

この日の下位力士の印象が薄くなった理由は上位陣の相撲にあります。大関で最初に登場したカド番の霧島は豪ノ山と対戦します。霧島優位なものの、豪ノ山には一発があるので、はまるとどうかと感じていましたが、その通り立ち合いから一気に突き出した豪ノ山の勝利に終わりました。こういう、上位力士の黒星は時として続くことがありますが、今日はそれが顕著な日でした。

2番目に登場した貴景勝は、平戸海の挑戦を受けます。最近の貴景勝は土俵に上がるのも辛そうな、動きの切れのなさを感じますが、相撲もそうなります。平戸海は貴景勝にまったく相撲を取らせず、相手のお株を奪う押し出しで貴景勝を破りました。この黒星を受けて、持病の首痛の状態が悪い貴景勝は二日目から休場します。今はギリギリでカド番をしのいでいる貴景勝も、今度は相当のピンチに見えます。

次に登場したのは、祖父の四股名を継いだ大関琴桜でした。対戦相手は今場所こそ前頭筆頭に下がっているものの実力者である大栄翔です。立ち合い突きで先手を取った大栄翔に対し、琴桜はむきになったようで突きで応戦しますが、やはり離れて取る相撲では大栄翔が上でした。大栄翔は押し出しで勝利し、三役復帰に向けて幸先いい白星を挙げます。

大関豊昇龍は熱海富士と対戦しました。変化もなくオーソドックスな四つ相撲を取る熱海富士は、豊昇龍にとってやりやすい相手のように思えましたが、熱海富士が立ち合いで左上手の良い位置を取ります。これで、豊昇龍は下手から投げを打って応戦したものの、熱海富士の寄りに土俵際に押し込まれて上手投げで敗れます。

最後の横綱照ノ富士は小結大の里戦でした。これは立ち合いで決まった相撲で、巨体の大の里がもろ差しになって下から起こすと、右からのすくい投げが決まって初日から横綱、大関が全員敗れるという波乱の初日になりました。初日に横綱、大関が全員敗れるのは昭和以降初めてでした。こんな日を生観戦した私は、良いものを見た?のかもしれません。





























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 角館武家屋敷 | トップ | アゲハ蝶 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他スポーツ」カテゴリの最新記事