昨日の浦和レッズのホーム町田戦は、1-2で浦和の敗戦に終わりました。このゲームはいろいろと問題点が見られた試合で、結果こそロスタイムのPKによる失点という僅差のものですが、浦和としてやりたいことができた試合ではなかった印象です。その問題点は、左ウイングに入っていた新外国人ソルバッケンのプレーでした。
序盤、町田は右SBの鈴木準弥から攻めようとします。浦和の場合、相手SBが上がってきたらウイングが付く約束になっているようで、右ウイングの前田直輝は確実に守備のタスクもこなします。しかし、ソルバッケンは動きの量がほとんどなく、相手右SBに対して守備に行こうという気持ちがなかったように見えました。そのため、右MFの平河には何度もボールを入れられてピンチを作られます。
ソルバッケンは攻撃でも問題でした。彼の位置は、ほとんどが左のタッチライン際に張り付いて動きませんでした。よく、運動量の落ちたベテランがこの位置にいて、ボールが来るのを待つプレースタイルは見せます。元鹿島のジーコ、元浦和のベギリスタイン、甲府時代の小倉などがそういうプレーをしていました。ソルバッケンはまだ25歳と若いので、それだけでも問題です。
それ以上に問題だったのは、ソルバッケンに前を向いて仕掛ける姿勢がなかったことです。確かにタッチライン際にいれば、時折フリーになって自陣からパスが来ます。しかし、ソルバッケンは受けた後のプレーがほとんどバックパスで、一人抜いてクロスを上げるんだという意欲は感じられませんでした。これでは、ジーコレベルの個人技を見せない限り、許されない出来です。
町田がどういうチームかも見ました。このチームはオ・セフン、藤尾とターゲットマンがいるので、多少強引でもアーリークロスをどんどん放り込んでくるチームです。町田の売り物のロングスローも含めて、ゴール前でFWが競る回数を多くすることで、ゴール前でボールがこぼれればチャンスが増やせるという考え方のチームのように見えました。
この町田の攻めに対し、浦和は前半はショルツとホイブラーテンが中央で先に触ることでピンチを逃れていたものの、攻めでは左サイドが使えないので右の前田直輝頼みと、なかなかボールがつなげない苦戦を強いられることになります。これは、何か動きを見せないと後半は戦えないと、シビアに見てしまうと相当悪い前半になりました。
続きは明日、マニアック分析で補足します。
序盤、町田は右SBの鈴木準弥から攻めようとします。浦和の場合、相手SBが上がってきたらウイングが付く約束になっているようで、右ウイングの前田直輝は確実に守備のタスクもこなします。しかし、ソルバッケンは動きの量がほとんどなく、相手右SBに対して守備に行こうという気持ちがなかったように見えました。そのため、右MFの平河には何度もボールを入れられてピンチを作られます。
ソルバッケンは攻撃でも問題でした。彼の位置は、ほとんどが左のタッチライン際に張り付いて動きませんでした。よく、運動量の落ちたベテランがこの位置にいて、ボールが来るのを待つプレースタイルは見せます。元鹿島のジーコ、元浦和のベギリスタイン、甲府時代の小倉などがそういうプレーをしていました。ソルバッケンはまだ25歳と若いので、それだけでも問題です。
それ以上に問題だったのは、ソルバッケンに前を向いて仕掛ける姿勢がなかったことです。確かにタッチライン際にいれば、時折フリーになって自陣からパスが来ます。しかし、ソルバッケンは受けた後のプレーがほとんどバックパスで、一人抜いてクロスを上げるんだという意欲は感じられませんでした。これでは、ジーコレベルの個人技を見せない限り、許されない出来です。
町田がどういうチームかも見ました。このチームはオ・セフン、藤尾とターゲットマンがいるので、多少強引でもアーリークロスをどんどん放り込んでくるチームです。町田の売り物のロングスローも含めて、ゴール前でFWが競る回数を多くすることで、ゴール前でボールがこぼれればチャンスが増やせるという考え方のチームのように見えました。
この町田の攻めに対し、浦和は前半はショルツとホイブラーテンが中央で先に触ることでピンチを逃れていたものの、攻めでは左サイドが使えないので右の前田直輝頼みと、なかなかボールがつなげない苦戦を強いられることになります。これは、何か動きを見せないと後半は戦えないと、シビアに見てしまうと相当悪い前半になりました。
続きは明日、マニアック分析で補足します。
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