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審判の国籍(2/20日本対中国)

2008-02-21 20:32:02 | ワールドサッカー
中国は近くにある割には情報が入ってこないチームなので、監督が外国人になっていたことも知りませんでした。最初のうちは、中国にもゲームプランがあって、それは右SB内田の守備力をフィジカルで狙うものでした。

足が速くドリブルの切れもあって、いいところばかりが目立っていた内田ですが、球際に弱いのは課題で、そこを突いてくる相手と当たれたのは収穫になったと思います。中国のサッカーは、最初はサイドハーフのスピードを生かして、長いボールに走り込ませる形が主体でした。

ただ、いったんサイドに起点を作ったら、高さとパワーで勝負してくるところは中国らしい点で、CBの中澤や今野は相当忙しい展開になりました。前半は食事をしながらの観戦だったので、日本の先制ゴールの場面で駒野がどうやってスペースに入り込んだのかわからないのが残念です。

この得点はゴールを決めたのは山瀬ですが、ニアサイドでGKと競り合ってくれた田代を評価したいと思います。しかし、皆さんもご存じの通り、途中から中国がラフプレーに走ったのは本当に残念です。また、主審の人選も疑問で、北朝鮮の主審では、中国が勝ったほうが自国に有利になるという発想が出てくるくらいのことは、主催者は考えなかったのでしょうか。4ヶ国と関係ない、中東やアジア以外の主審にすべきだったと思います。

日本と中国の差は一つはっきりあって、それはぎりぎりのボールをマイボールにできるか、タッチラインを割って相手ボールにしてしまうかという差です。一見小さな差に見えますが、積み重なると大きな差になってきます。しかし、その差を埋めるのがラフプレーでは中国サッカーは進歩しません。

たまたま、主審の判定が明らかに中国寄りだったので、退場者は出ませんでしたが、普通に裁いたら安田に蹴りを入れたGKは退場でしょう。そのため、岡田監督が怒ったのは当然ですし、怒らないようでは代表監督ではないでしょう。こういうことがあると、負傷を恐れてベストメンバーを送らなくなり、ただでさえ疑問視される東アジア選手権の価値がもっと下がってしまうでしょう。せめて、主審の人選くらいは工夫が欲しかったです。

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