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リオネル・メッシの特徴

2015-12-10 22:33:47 | ワールドサッカー
クラブW杯、今日が初戦でした。広島がオセアニア代表のオークランドを2-0で破って準々決勝進出を決めました。少し眠かったのでその試合の印象はあまり残っていないので、またもバルサネタで、FWリオネル・メッシ選手を取り上げます。

メッシは身長167cmと小さく、圧倒的なスピードを持っているわけでもないですが、サッカーはうまければ全てを超越できるというのが、そのプレーから見て取れます。振りが小さくても強烈なシュートを放てますし、相手がスペースを消す守り方をしても、その狭いスペースでボールを持って時にはシュートも放てます。

彼のプレーで驚いたのは、ショートコーナーでドリブルを見せたことです。普通のことのように見えますが、CKですから攻撃側はCBの選手を上げてヘディングシュートを狙わせようとしているタイミングです。もし、ドリブルを取られてしまうと自陣にCBがいないという、決定的なピンチを引き起こすリスクのあるプレーです。

よほど取られない自信がなければできないプレーですが、メッシの場合当たり前のように相手を抜いて、フリーでちゃんとクロスを上げてくれるから驚きです。最初、このプレーを見たときはわが目を疑いましたが、次第に「メッシならありうる」と納得するようになりました。

また、メッシは高い得点力があり、スペインリーグではロナウドと試合数を上回るペースの得点王争いを繰り広げていますが、MFとしても高い能力を持っています。周りを見渡す視野の広さも持っているので、場合によってはトップ下に置いてメッシのパスからチャンスを狙うオプションもあります。

ただ、メッシは守備はまったくしてくれません。バルサが堅実にバランスを取る、ラキティッチをメッシの裏に置いているのは、おそらくメッシの守備範囲をカバーする意図もあるでしょう。アルゼンチン代表でも、裏のスペースをマスケラーノをカバーさせて相手にカウンターを狙わせないようにしていました。

そのあたりも含めて、観察するといろんなことが見つかる選手なので、楽しみにしています。

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