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イラン戦プレビュー

2024-02-02 13:43:49 | ワールドサッカー
明日の日本時間で20時半、日本代表はアジアカップの準々決勝でイランと対戦します。イランはW杯常連のチームで、西アジアではサウジアラビアと並ぶ強豪チームです。イランの記憶で最も印象深いのは1997年、マレーシアのジョホールバルでW杯を賭けた3位決定戦で対戦したものです。当時、日本の選手たちは目前に迫ったW杯出場でプレッシャーでがちがちだったと聞きますが、岡野のゴールデンゴールで3-2と勝利してW杯出場を決めました。

当時のイランは、FWにアリ・ダエイというアジアNo.1ストライカーがいました。アバウトに放り込んでもダエイが何とかしてくれる信頼感を得ており、この3位決定戦でも1失点しています。もっとも、当時のイランは攻めることばかりを考えてDFが無理にオーバーラップする弱点があり、その裏をスルーパスで攻略できる相手でした。

しかし、最近のイランはその頃とはだいぶイメージが変わっている様子です。2018年のロシアW杯予選では、当時のカルロス・ケイロス監督がチームに規律を徹底し、突破が決まるまでの10試合でわずか1失点という堅い守りを確立していました。かつては、敗退すると代表監督の「生命の保証がない」などと物騒なチームだったイランですが、欧州で指揮を執った名将の力でチームをまとめられるようになっています。

このイラン戦は、アジアカップ優勝を目指す日本にとっては大きな関門です。これまでの試合とは違って、1点を巡った際どい勝負になることが予想できます。アジアカップではセットプレーでの失点が目立ち、無失点の試合が1試合もない日本なので、そういうところを引き締めておかないと、こういう大一番で勝利するのは難しくなります。

注目選手はFWのアズムン(ローマ[イタリア])です。彼はいいボールに反応するタイプのFWで、いいクロスが入ればワンタッチで決める力を持っています。逆に言えば、サイドの攻めを抑えて、いいボールが入らないようにすれば消すことができるので、そういう組織的な守りが機能することを、明日の日本代表には期待したいです。

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