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日本人中心の限界(4/21浦和対水原)

2015-04-22 19:58:56 | 浦和レッズ
昨日の水原三星(韓国)戦、家に帰ったのは前半30分なので、最初の30分は見ていません。そのため、不完全なレポートですが、今の私が気づいた範囲で書きます。今季、浦和はACLとリーグ戦の両方を勝とうとして、積極的な補強に出ました。

もちろん、補強が必要という考え方は間違っていません。事実、リーグ戦は勝てています。問題なのはその補強の中身です。浦和は、国内のメンバーの中でベストな補強を狙おうとしました。しかし、本気でACLを優勝しようとするなら、代表経験もあるような外国人選手の補強も必要だったと思います。

事実、2007年の浦和のACL優勝は、かなりワシントンとポンテに助けてもらった優勝でした。今は、アジアのレベルは上がっており、中国や韓国のチームも億の単位の補強ができるようになっています。浦和は、準備不足だったことは反省されないといけません。

試合の内容ですが、水原は4-2-3-1の布陣の堅守速攻のチームでした。中でも目立っていたのが、左ウイングの廉基勲(26番)です。廉は、2007年アジアカップ当時の韓国代表の左ウイングでした。彼を生かそうとするなら、確かに堅守速攻のスタイルがベストです。

この廉を、浦和は右ストッパーの加賀がマークするか、右アウトサイドの平川がマークするかが不徹底でした。前半はそこを狙われました。結果的には西川のファインセーブで何とかゼロで前半をしのぎましたが、前半で決着をつけられてもおかしくない試合でした。

これを見たミシャは、ハーフタイムに思い切った手を打ちます。加賀、鈴木啓太、橋本out、ズラタン、梅崎、阿部勇樹inという、交代枠の3人を一気に使い切る手です。この交代は効果がありました。浦和がセカンドボールを拾えるようになったからです。

前半のトップ下では相手にマンツーマンでマークされて消えていた柏木も、この交代でボランチに下がって持ち味が出ました。柏木、高木俊幸らがボールを持ってチャンスを作った浦和は、高木俊幸のクロスからズラタンのヘディングシュートで勝ち越しに成功します。

問題はその後の対応でした。浦和は1-0の勝利なら、最終戦のブリスベン戦に他力ながらグループ2位突破の可能性が残ります。ここで、1-0を狙うか、2点目を狙って試合を終わらせに行くかは難しい舵取りでしたが、ミシャはアウトサイドの平川と梅崎に高い位置を指示して、2点目を狙わせました。

これが結果的には裏目だったので、采配ミスだった印象は受けます。残り時間が20分ほどあったことを考えると、守りに行って守り切れるかは微妙なので、ミシャの決断自体は責められません。ただ、交代枠が残っていなかったのは不運でした。守備的な交代をできていればの悔いはあります。

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