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フランス対モロッコ後半

2022-12-17 21:25:51 | ワールドサッカー
昨日、ようやく見ることができた、フランス対モロッコの後半戦の印象です。1点ビハインドになったモロッコは、もう行くしかないと、4バック1ボランチを残して攻勢をかけました。前半ではきっちり2枚でマークしていたエムバペに走られるのはある程度覚悟して、サイドのジィエシュ、ブファルのところまで出してからのクロスに賭けてきました。

しかし、この日のモロッコは1トップのエンネシリのところにほとんどボールを入れられませんでした。スタンドで見ていれば、フランスDF陣がどういうエンネシリ対策を見せたか、ある程度わかったでしょうが、それができないのはテレビ観戦の限界です。モロッコベンチも、ポルトガル戦で2m80cmという驚異的な打点の高さを見せたエンネシリには期待していたでしょうが、後半20分過ぎにエンネシリを諦めてサブのFWを投入せざるを得ませんでした。

また、フランスサイドも、1点リードを得たことで無理をしない選択をしました。モロッコに後ろで回されるのは放置して、モロッコが攻めに出たタイミングを狙ってエムバペを走らせる攻撃を意図しました。また、モロッコの強みが右サイドのジィエシュのところと判断して、左FWに守備力のあるチュラムを入れて前から追わせ、右SBのハキミを消すことにも成功していました。

こうなればフランスに2点目が入るのは必然でした。左サイドのチュラムのところには何度もボールを入れて仕掛けていたので、そこから出た、CFに回っていたエムバペがDFのわずかな隙間を狙ったスルーパスを出して、それを途中出場のFWコロ・ムアニが合わせて、このゲームでは決定的と言える2点リードを奪うことができました。

それでもモロッコはゴール前にボールを入れ、決定的なチャンスも得ましたが、フランスはDFクンデの守備でそれを防ぎ、試合は2-0でフランスの勝利に終わりました。GKボノを中心とした失点数の少なさでここまで勝ち上がってきたモロッコですが、追う展開は苦手だったようで、そういう展開に持ち込んだフランスの勝利は必然だったと言えるでしょう。

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