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大相撲春場所総括

2024-03-25 22:26:44 | 他スポーツ
大相撲春場所は、写真の平幕尊富士の13勝2敗での優勝に終わりました。前日の取組で右足首を痛め、車椅子に乗って病院に行った尊富士の出場は絶望的に思えましたが、一旦は休場のつもりでいた尊富士自身が夜になって「出場させてください」と伊勢ヶ浜親方に申し出て一転出場することになりました。勝てば優勝決定だった尊富士が、じん帯が伸びているという負傷を感じさせない相撲で豪ノ山を下し、自ら優勝を決めました。新入幕での優勝は大正3年の両国以来110年ぶりという快挙は、地元五所川原市に明るい話題を届けたことでしょう。

尊富士のことは別記事で改めて書くことにしますが、今場所は本命の横綱照ノ富士が序盤で4敗を喫して途中休場に追い込まれ、大関陣も序盤で星を落とす展開でした。平幕優勝が出るとすればこういう展開のときですが、尊富士については新入幕であることと、去年の九州場所ではまだ幕下だったこともあって、稽古相手にした上位力士はほとんどいなかったでしょう。

それでも、先場所旋風を起こした大の里が、大関や横綱と当てられたことで優勝には届かなかったこともあって、尊富士が9連勝してもまだ、平幕優勝が確実とは思えませんでした。平幕優勝が出るかもしれないと思ったのは、10日目に小結阿炎、11日目に大関琴ノ若を破って、昭和35年に大鵬が達成した新入幕の初日からの連勝記録11に並んだときでした。

この活躍で、尊富士は殊勲、敢闘、技能の三賞を一人で同時受賞する快挙も一緒についてきました。史上6人目の記録ですが、本人が言う「記憶に残る力士」になるためには、前頭上位に上がる来場所が大事です。おそらく、初日から上位と当てられる割が組まれるので、そこでも今場所やってきたような強い当たりと、差してからの速攻を出すことができれば本物です。

大関陣は豊昇龍が尊富士に土をつけて最後の意地を見せたものの11勝4敗でした。新大関琴ノ若は10勝5敗、大関霧島はまさかの5勝10敗という大不振でした。貴景勝は持病の首が悪かったようで、勝ち越しを決めた後に休場しました。4大関の場所になり、横綱争いが見られるかという期待には誰も応えられませんでした。平幕優勝を許した悔しさを、彼らが今後晴らしていけるでしょうか。

下位では、新鋭大の里が来場所小結に上がれそうな展開になってきました。そろそろ髷も結える頃でしょうが、この新鋭が初の三役でどんな相撲を見せてくれるか、大いに期待しています。さいたま市に巡業も来るので、彼の稽古ぶりを見るのも楽しみです。
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武蔵丘陵森林公園1

2024-03-25 22:12:56 | 埼玉
森林公園の南半分のネタです。梅林の見頃は過ぎていましたが、主役の梅が散ったところにラッパズイセンとサンシュユが見頃を迎えていました。いろんな花のネタを集めてきたので、平日のネタのないときに書いていきたいと思います。













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