Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

J1得点王(前田大然)

2021-12-05 16:23:16 | 他チーム
今季のJ1リーグの全日程が終了しました。写真の横浜FM、前田大然選手と川崎FWレアンドロ・ダミアン選手が23得点で並んで得点王が決まりました。日本代表入りも果たし、今後はブレイクの可能性を感じる、前田大然選手について書きます。前田大然はプロのキャリアをJ2でスタートさせ、J2の水戸で「スピードスター」とその爆発的なスピードが話題になっていたことがあります。

当時、NHKのJリーグタイムの取材で、お笑いタレントの平畠啓史氏が自転車で、前田大然選手が走って競走するハンデ戦をやっていましたが、前田大然選手が「楽勝」と圧勝していました。前田大然の場合、ただ速いだけでなく、試合中のスプリント回数が多いという特徴を持っています。攻撃だけでなく守備でも走れる選手ですが、最初の頃はそのスピードはなかなか点に結び付きませんでした。

のちに松本山雅FCに移籍してJ1でもプレーしますが、本人はスプリント回数で注目されるのではなく、FWだからゴール数で注目されるようになりたいと複雑な思いも持っていました。この当時に、ポルトガルリーグのマリティモでもプレーしますが、代表に入れるほどのインパクトはなく、横浜FMに移籍してきます。

点が取れるようになってきたのは横浜FM時代です。スピード以外でも取れるように、ポジショニングを工夫した様子が伝わってきました。また、味方のプレーを予測して、何度でも動き出しを変えられるようにもしていました。もともと運動量が多い選手なので、ちょっとしたところを変えることで、点が取れるようになって代表入りにもアピールします。

今オフは移籍の目玉になっており、スコットランドのセルティックが獲得に興味を示しているという情報もあります。今の時代、ちょっとJリーグで目立つとすぐに海外からオファーが来る時代ですが、負傷だけには気を付けて、これからも欧州かもしれないピッチを走り、代表でもブレイクして欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コサギ

2021-12-05 16:20:19 | 埼玉
地元の川に止まっていたコサギです。鮮やかな白色ですが、おそらく大きな鳥なのでこれを食べるような天敵がいないので、目立つ色でも問題ないのかなと、自然界の食物連鎖を想像します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

攻め切れず(12/4名古屋対浦和)

2021-12-05 15:17:24 | 浦和レッズ
昨日の浦和のアウェイ名古屋戦は、0-0の引き分けに終わりました。押し気味に試合を運んだ浦和としては勝っておきたかった試合ですが、既にリーグ戦でのACL出場権獲得の目がない消化試合ということで、無理に勝ちに行かなかった印象もあります。浦和のロドリゲス監督は、今季で引退の阿部勇樹、退団の槙野、宇賀神をベンチに入れ、彼らの最後の舞台を与えたいという温情采配も見せました。

浦和は小泉がスタメン復帰し、ユンカーも1トップに入れる状態になったことで、縦に速い展開からユンカーに預けると何度かチャンスになりました。いつものようにSBの攻撃参加も使ってきており、特に左サイドの明本がフリーになりました。こういう、誰がフリーになりやすいかを見分ける判断力は、ロドリゲスサッカーのノウハウですが、名古屋もサイドのマテウスやトップ下の柿谷まで守備に参加してしのぎます。

ユンカーの状態は良さそうに見えましたが、おそらく負傷明けのコンディションもあって、最初から45分しか使わないと決めていたのでしょう。ユンカーに代えてハーフタイムに江坂を入れて、ここ数試合では定番になっている江坂1トップの「偽9番」にしてきました。江坂の1トップの場合は、江坂自身がFWの位置にいないことが多く、トップ下の小泉やサイドハーフの汰木が入れ替わってFWに入ることが多いです。

もっとも、「偽9番」の場合はクロスを入れてもターゲットがないので、縦の攻めが中心になってきます。ロングボールに関根が走り込んだチャンスも出てきており、前半とは違ってCKも取れるようになってきます。そのCKを汰木が蹴り、ゴール前の酒井宏樹が競り勝ってゴールに見えた場面もありましたが、オフサイドポジションにいた小泉が相手GKの視界を邪魔したとVARで判定されてノーゴールになります。

後半は縦の攻めが何度かチャンスになった浦和ですが、ロドリゲス監督は無理に勝ちに行くよりは最後の出場機会を与えようと、ハーフタイムに投入された宇賀神に続き、80分過ぎに阿部勇樹、槙野を途中投入してきます。彼らはさすがベテランで、随所に好プレーを見せて浦和に流れを作ろうとしましたが、ゲームを動かせるほどのインパクトはなく、試合はそのまま0-0で引き分けます。

名古屋のマテウス、相馬の両サイドの動きを後ろ向きにさせたほどの浦和のパス回しの威力は感じましたが、攻め切ることはできませんでした。それでも、天皇杯に向けてのチーム状態という意味では決して悪くなく、来週と再来週と続く天皇杯を楽しみに、他チームよりちょっと長いシーズンを満喫できればと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする