Kobby loves 埼玉&レッズ

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ドイツの伝説GK(オリバー・カーン)

2014-07-21 18:48:06 | ワールドサッカー
今回のW杯で優勝したドイツは、GKノイアーの活躍も話題でした。瞬発力がものを言うGKというポジションで、運動量も持っており、前に出てDF並みにボールをつなげるセンスは注目の的でした。浦和GK西川も、ノイアーには刺激を受けたと口にしています。

ドイツのGKで思い出すのは2002年に活躍したオリバー・カーンです。今はこのカーンを子供の頃に見た選手がプロになる時代で、自分も年を取ったと思いますが、この頃の思い出はカーンです。カーンは驚異的な瞬発力が売り物のGKで、届きそうもないようなシュートに手が届く、神がかり的なセーブでドイツを準優勝に導きました。

カーンは4度のW杯を経験していますが、うち3度はサブGKでした。1994年はイルクナーの控え、1998年はケプケの控え、2006年はレーマンの控えです。そんなカーンが伝説に残っているのはたった一回の正GKだった2002年の印象が強烈だったからです。

私は、2002年のときはなにがなんでもW杯を生で見ようと、ありとあらゆるチケット入手手段を使いました。日本発売分は地元販売枠、サポーター抽選枠(Jリーグのチケットの半券に名前と住所を書く)、3次販売枠と応募し、韓国発売分も応募して済州島開催のベスト16のチケットを当てていました。

このベスト16がドイツ対パラグアイで、カーンとチラベルトのGK対決だった名勝負でした。しかし、私を襲ったある病魔で、この試合を見に韓国に渡ることは叶いませんでした。テレビで見ながら、本来はこの試合をスタンドで見ていたはずだという悔しさだけが残りました。

ただ、カーンを生で見る機会は後日ありました。2004年12月に横浜国際競技場で日本代表がドイツと対戦した機会があり、ドイツはベストメンバーで来日してGKはカーンでした。ドイツと日本には実力差があり、カーンのセーブ機会は少なかったですが、高原のシュートを横っ飛びで止めたセーブを見て、あのときを取り戻した思いでした。

今はカーンはテレビで解説者です。辛口で知られるそうですが、母国の後輩たちの優勝には大いに喜んだと思います。
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徳島戦プレビュー

2014-07-21 13:23:51 | 浦和レッズ
今週はJ1は週2試合の強行日程で、浦和は水曜日にアウェイ徳島戦です。四国旅行を楽しみにしていたレッズサポにとっては残念な平日開催ですが、行かれる方がいらっしゃれば是非とも楽しんでください。

皆さんご存知の通り、徳島は現在勝ち点5(1勝2分け12敗)でダントツの最下位です。開幕当初は満員の観衆を集めていた徳島の鳴門大塚ポカリスエットパークですが、チームの成績の悪さでファン離れが進んでおり、今は7000人ほどしか入らない試合もあります。ただ、今回は相手が浦和ということで、多少は話題性があるかもしれません。(今ネットで調べたら全券種残券ありでした。)

徳島を率いるのは、山形時代に戦力の不足を工夫で補って3年J1を守った実績のある小林伸二監督です。当時のサッカーは私は勝手に「1-0の小林」と呼んでいますが、2ラインリトリートで守備を固め、攻撃はセットプレーの1点を守り切る勝ちパターンがありました。

浦和とは1度、ナビスコ杯予選の埼玉スタジアムで対戦の経験があります。当時の徳島の出方は5バックの守備的布陣で、予想通りでしたが、守ってから攻撃につなげるところがうまくできておらず、このやり方では少ない得点は守り切れないと思っていました。事実、浦和には敗れています。

こういうチームと戦うときは、試合の入り方が重要です。山形時代に小林監督のサッカーに敗れたときは序盤にセットプレーで点を与えたのが敗北につながっているので、セットプレーで点をやらない守備が重要になってきます。先に点を取れば無理に前に出てバランスを崩すはずなので、相手の得点源のセットプレーさえ気を付ければ大丈夫だと思います。

浦和は新潟戦で負傷交代した興梠の負傷の回復具合が鍵です。浦安戦で1トップらしい体の使い方で、しっかり時間を作るプレーでリズムを作っていた興梠が欠場するようだと、代役の李が新潟戦で良くなかっただけに気になります。それでも、GK西川が好調で、チーム力ならこちらが上と自信を持って臨んで欲しい一戦です。
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