今回のW杯で優勝したドイツは、GKノイアーの活躍も話題でした。瞬発力がものを言うGKというポジションで、運動量も持っており、前に出てDF並みにボールをつなげるセンスは注目の的でした。浦和GK西川も、ノイアーには刺激を受けたと口にしています。
ドイツのGKで思い出すのは2002年に活躍したオリバー・カーンです。今はこのカーンを子供の頃に見た選手がプロになる時代で、自分も年を取ったと思いますが、この頃の思い出はカーンです。カーンは驚異的な瞬発力が売り物のGKで、届きそうもないようなシュートに手が届く、神がかり的なセーブでドイツを準優勝に導きました。
カーンは4度のW杯を経験していますが、うち3度はサブGKでした。1994年はイルクナーの控え、1998年はケプケの控え、2006年はレーマンの控えです。そんなカーンが伝説に残っているのはたった一回の正GKだった2002年の印象が強烈だったからです。
私は、2002年のときはなにがなんでもW杯を生で見ようと、ありとあらゆるチケット入手手段を使いました。日本発売分は地元販売枠、サポーター抽選枠(Jリーグのチケットの半券に名前と住所を書く)、3次販売枠と応募し、韓国発売分も応募して済州島開催のベスト16のチケットを当てていました。
このベスト16がドイツ対パラグアイで、カーンとチラベルトのGK対決だった名勝負でした。しかし、私を襲ったある病魔で、この試合を見に韓国に渡ることは叶いませんでした。テレビで見ながら、本来はこの試合をスタンドで見ていたはずだという悔しさだけが残りました。
ただ、カーンを生で見る機会は後日ありました。2004年12月に横浜国際競技場で日本代表がドイツと対戦した機会があり、ドイツはベストメンバーで来日してGKはカーンでした。ドイツと日本には実力差があり、カーンのセーブ機会は少なかったですが、高原のシュートを横っ飛びで止めたセーブを見て、あのときを取り戻した思いでした。
今はカーンはテレビで解説者です。辛口で知られるそうですが、母国の後輩たちの優勝には大いに喜んだと思います。
ドイツのGKで思い出すのは2002年に活躍したオリバー・カーンです。今はこのカーンを子供の頃に見た選手がプロになる時代で、自分も年を取ったと思いますが、この頃の思い出はカーンです。カーンは驚異的な瞬発力が売り物のGKで、届きそうもないようなシュートに手が届く、神がかり的なセーブでドイツを準優勝に導きました。
カーンは4度のW杯を経験していますが、うち3度はサブGKでした。1994年はイルクナーの控え、1998年はケプケの控え、2006年はレーマンの控えです。そんなカーンが伝説に残っているのはたった一回の正GKだった2002年の印象が強烈だったからです。
私は、2002年のときはなにがなんでもW杯を生で見ようと、ありとあらゆるチケット入手手段を使いました。日本発売分は地元販売枠、サポーター抽選枠(Jリーグのチケットの半券に名前と住所を書く)、3次販売枠と応募し、韓国発売分も応募して済州島開催のベスト16のチケットを当てていました。
このベスト16がドイツ対パラグアイで、カーンとチラベルトのGK対決だった名勝負でした。しかし、私を襲ったある病魔で、この試合を見に韓国に渡ることは叶いませんでした。テレビで見ながら、本来はこの試合をスタンドで見ていたはずだという悔しさだけが残りました。
ただ、カーンを生で見る機会は後日ありました。2004年12月に横浜国際競技場で日本代表がドイツと対戦した機会があり、ドイツはベストメンバーで来日してGKはカーンでした。ドイツと日本には実力差があり、カーンのセーブ機会は少なかったですが、高原のシュートを横っ飛びで止めたセーブを見て、あのときを取り戻した思いでした。
今はカーンはテレビで解説者です。辛口で知られるそうですが、母国の後輩たちの優勝には大いに喜んだと思います。