雌の柴犬ナッチャンとの散歩で、5月に出合った植物と鳥です。
琴平公園通路脇のタンポポ群と、愛宕公園のケヤキの新葉。
以下は栖吉川堤防で、伐採してもすぐ成長するニセアカシア
の白い花、赤紫色のムラサキケマンの群落です。
下は咲き乱れる白いハルジオン、中にピンクの花もあります。
3枚目は桑の実(桑イチゴ)、子供の頃黒熟した実をよく食べました。
4枚目、水田に降りたカルガモのペアです。
田植え後の水田と川で、獲物を探すアオサギ、(今春も、庭池に放した金魚をこの鳥
に食べられました。張った網が完璧ではなかったので・・・)
右は川端の砂地で砂浴びをするスズメです。
今年は河川敷に常駐?するキジのオスが撮れました。 散歩の度によくケンケーンと
いう鳴き声を聞きました。 今は葦などの草丈が伸びて姿を見ることは困難となり、
葦原に営巣するオオヨシキリが賑やかに鳴き競って来ました。
(写真はありませんが4,5月中、ウグイスの鳴き声を良く聞きました。自宅周辺でも。)
5月初め、緑橋から栖吉川を見る。河川敷の葦は昨年の枯葉で覆われ、その下から
新芽が伸びで始めていますが、川水は雪融けの濁流です。
ナッチャンは道端に生い茂る雑草の匂いを嗅ぎながら、朝と午後の散歩を楽しみます。
東山の鋸山に残雪を見ながら、上旬から中旬にかけて水田の
代搔きから田植えが行われました。
5月17日、周辺の田植えが済んだ後、残った堤防下の一角で新町小学校の田植え
がありました。昔ながらの木枠を転がし、稲苗を手植えしていました。
小・中学校で、田植え休みや稲刈り休みがあった子供の頃を思い出します。
下旬には、栖吉川河川敷の葦原も生い茂って、一面の緑の中でヨシキリの賑やかな
囀りが響きます。
ナッチャンが好きなコンテナ列車が通ります。(線路脇の路上でこの列車に出合うと
何故か競争して走ります。
(右足首関節を失った私が、少し小走りができるのはナッチャンのおかげ?)
川水の濁りも少なくなりました。
毎年、琴平公園から堤防道路の草刈りをしてくださる方がいます。 感謝!
気温が上がった日などは、散歩後の番犬仕事ができなくなる場合もありました。
5月の鉢植えでは、椿や牡丹の花木や、日本桜草・イカリソウ・バイカカラマツなどの
山野草が花盛りでした。 以下に未紹介の鉢花をまとめました。
左2枚は、中国原産の低木で甘い香りのジンチョウゲ(沈丁花)です。咲き分け 品種
として求めましたが、今のところ紅花が無くて白花だけです。
ただ一部にピンクを帯びた蕾がありましたので、来年どうかなと・・・。
3枚目が一重咲きのヤマブキ(山吹)です。 散歩途中で頂いた一枝を挿し木したもの
ですが、まだ庭の移植先が決まらず鉢植えです。 右端はツツジ科の常緑低木の白花
姫シャクナゲです。(基本種の桃花は水切れで枯らしました)
下1枚目がヒトリシズカ(一人静)で、白いブラシ状の花を1本
咲かせます。 2枚目のフタリシズカ(二人静)は、花が 2本の
場合が多いから名付けられたのでしょうが、今年不調の本種は
花序が1本だけでした。(3,4本の時もアリ)
3,4枚目はゴゼンタチバナです。 ミズキ科の多年草ですが、秋に赤い実が着いてく
れるかどうか?
次の左の風鈴大根草は、欧米に広く
分布するバラ科の多年草で、長い花茎
の先に着く花と、その後の種子です。
右は、アイフェイオン・ジェシーという中南米に分布するハナニラの1種です。すっきり
とした花形と濃い青色が目を惹きます。今年は花数が増え、すでに休眠に入りました。
下左3枚は中国原産の白雪げしです。丈夫で地下茎で増殖し、
植替えの時庭にも植えましたが、開花していました。
右端はヨーロッパ原産のアケボノフウロソウです。
こちらも丈夫で実生でも殖えます。
すでに紹介したハナミズキとツツジなどの花木、スイセン・チューリップ・オダマキなど
の草花以外の、5月の庭木と庭草です。
5月はツツジとシャクナゲが庭を華やかに彩りました。
また、庭木のモミジも、新芽と同時に目立たない花を着け、種子が新緑に映える姿も
秋の紅黄葉に負けません。 3,4枚目は同じ木の5月1日と17日のモミジです。
下1枚目は玄関前のコンクリート通路の脇に1株植えたシバザ
クラが広がる所に、自然実生で生えたツツジです。
2,3枚目は、菜園周りの果樹や花木の下草として植えたシバ
ザクラです、ブロックを乗り越えて畑に進出しようとしています。
右端は東庭に植えたアジュガは、日が当たりすぎて今年は勢
いを縮小しています。
次の3枚はワスレナグサです。 最初は種を蒔いたのですが、2年目からは自然の
ままにしています。 白花と桃花は消えて、青花種だけが毎年移動しながら咲いてい
ます。今年は西側軒下に集中しています。
右端は勝手に芽生えたナルコユリです。1本だけでしたが、東側軒下で年々株が殖え
てきました
野草のムラサキケマンも自然に生えてきた越年草 です。
毎年1本、庭の隅で場所を代えて開花しています。
花後に種を稔らせて枯死しますが、その種は翌春に発芽するも夏までに地上部は枯
れ、越年して開花するのだそうです。 庭をよく探してみると、昨年咲いた場所の周辺
に1枚だけの茎葉が数本見つかりました(右端)。