自動車を持たない私の紅黄葉観賞は、犬との散歩で歩く範囲と自宅の周りに植えた
植物で十分に楽しめています。
今はすべて落葉し休眠に入りましたが、まずはカエデ科の5種です。
上左2枚は、限られた地域にのみ自生する日本の固有種で、
新芽の出る前に赤い花を咲かせるという「ハナノキ」です。
小さな苗木から育て、まだ花は見ていませんが、モミジより一足
先に黄葉 して散り落ちました。
右2枚は、ヤマモミジ系 の枝垂れ 品種で、繊細な紅葉です。
次の3枚は鉢植えで、イロハモミジを台木にして接木した、
ハウチワカエデ系 で枝垂れ 性の「関の華厳」という品種です。
右端と下の1枚目は以前から庭植えされていたヤマモミジ系 と
思われる小木のモミジです。黄葉が晩秋の庭を明るくし、隣に植えたピラカンサと互
いに引き立てあっていました。
下右3枚はオオモミジ系で、庭では樹高も葉も大きく、落ち葉の処理が大変でした。
品種名書いてないモミジ3種は、以前から庭植えされていたもので名称不明です。
いずれも春の新芽・新緑から、夏の青葉
を経て、落葉直前の一瞬の紅黄葉です。
毎日の色変化が秋の深まりを見せ感動的!
12月も花や実をつけている庭木や鉢植えがあるので、遅くに囲って もらい、春は
囲いの中で開花する花木があるため、早く取り外し てくれるようにお願いしています。
板囲い にするリンゴなどの果樹の周りや、ラカンマキと大型ツツジの3箇所には、
事前に木物の鉢植えを集めておきました。
12月7日小雨が降る中で、長年任せている造園会社から庭師3名 が来て、手際良
く庭木の雪囲いをしました。
庭師が丸太を組んで(1枚目)、板を打ち付けて囲います(2枚目)。中には鉢がぎっ
しりと入っています。 モミジ3本と赤松・黒松は雪吊り (3枚目)で枝折れを防ぎます。
多くの庭木は荒縄で縛ってから竹で囲い (4枚目)ますが、数が多いので大変です。
翌日の晴れ間に、庭全体の雪囲いを撮りました。
下3枚は東庭 で、灯篭は中越地震で倒れたものを立て直しました。
右端は北側通路 で、軒下の棚下には山野草などの草物鉢を並べ詰めてあります。
ブロック塀に沿って、アケビ、ブラックベリー、ブルーベリーなどが竹囲いされています。
下1枚目は西側北 で、美男カズラ、マンサク、エゾムラサキツツジなど、
2枚目は西南 の隣家との境に植えたキンモクセイ、ユスラウメ、サルスベリなどです。
3枚目が南側 で、4枚目は東南の門から見たものです。
まだ大型水槽や睡蓮鉢が残っていますが、後で廂下や、雪囲いの中へ移動しました。
これで冬篭りの準備完了!です。
未公開の11月に撮影した花など、
左2枚は、二季咲きの木苺ラズベリーの
秋実 と、サフランの花です。ともに庭植え
で開花や結実が遅れました。
次は夏から咲いて、シーズンを終わろうとする4枚です。
1枚目は8月末から咲き続けて、種を結ぶヘデりフォリウムで、シクラメンの名前の
由来を示します。 2枚目は河原ナデシコの名残花です。
3枚目が熱帯性のトケイソウ・ティアラで、夏よりも晩秋に多くの花をつけました。
4枚目は熱帯スイレンで、花を上げても花弁が開けません(30日)。
まだ蕾も着けていますが、玄関内の水槽に移して越冬に入りました。
下左3枚は遅咲きの大文字草 で、伊豆の島大文字草です。
2枚目がその実生 苗の開花、3枚目は斑入り葉種です
4枚目はカンアオイの園芸種で御所桜です。緑花を長く着けています。