お正月が一段落した 三連休明けの１月９日 奈良公園内の神社に初詣に出向きました。
例年は まずは春日大社本社と東大寺大仏殿を詣でるのですが 今年は普段お参りしない春日大社の末社を中心に巡りました。
春日大社の広大な敷地内には多くの神社が点在しており 摂社・末社合わせて６２社もの神社があるとのことです。
最初にお参りしたのは 今年の干支を祀る「金龍神社」でした。
この神社では 狛犬ならぬ黄金の「狛龍」が鎮座しています。
口を開いた阿形は 春日山の上で「剣と玉」を持った姿を現しているそうです。
一方 口を閉じた吽形は 海の上で「鏡と剣」を携えています。
すぐ近くに「佐良気（さらけ）神社」があり ここは商売繁盛を願う「えびす神社」で 翌日の１０日えびすに備えて準備がされていました。
末社巡りの途中で見かけた 新しい注連縄です。
次に訪れたのは「夫婦大国社」で 大国主命（いわゆる大黒さま）を祀る縁結びの神様です。
大国主命をご夫婦でお祀りしている神社は 日本でここしかないそうです。
こちらは 二月堂近くにある東大寺の末社である「手向山八幡宮」で 鳩が向き合いハートを形成する御朱印がユニークなのです。
この時期は花が少なく 散策中に見かけたのは「サザンカ」のみでした。
今回はいつもと少し趣向を変えた 奈良公園初詣でしたが 普段訪れない小さな神社を巡り新しい発見もありました。
春日大社の末社に関しては これまで側を通っても気付かずに通り過ぎていた神社も多々あるのでしょうね。
