ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

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冷水病

2010-04-23 22:44:02 | 近況ニュース
今日は、曇っていましたが、時々太陽が顔を見せてくれました。
少し、肌寒く感じましたね。

午前中は、資料作成と打ち合わせでした。午後からも打ち合わせと来客者の相談です。
鮎の養殖場においての冷水病について、生ゴミ処理機の生ゴミを早く分解する方法についてでした。

もともと冷水病は、無かったものです。養殖が盛んに行われるようになり、出てくるようになりました。この冷水病は、菌による病気です。
グラム陰性長桿菌のフラボバクテリウム・サイクロフィラムと言われていますが、養殖場も自然と同じにしてあげることができるのなら、病気になりませんね。

3年前にも冷水病の相談を受け、指導しました。その養殖場では、2年連続に冷水病にかかり、全滅したようです。「もし今年も駄目だったら、止めようと思います。」と言われていました。
「とにかく、頼みます。」と言われ実施しました。
IKK触媒とミネラルを投入しただけの処理です。
その年、冷水病に掛かることなく、「元気で、大きく育ちました。有難う御座いました。」とのことでした。昨年も順調に育ち、今年も張り切って、頑張っています。
今日、その方に電話して、様子を聞いてみると「とにかく凄いですは、完璧ですは~・・これは最高~!」と言われていました。

ミネラルが不足すると水温が多少低くても影響がでません。そして、菌による病気にも強くなり、病気にかかりにくい体を造り上げます。

自然のバラランスが崩れるからこそ、病気になってしまいます。
昔も冷水病にかかった魚は目にしました。釣りをする方なら見たことがあると思います。体が白くなり、鰓蓋の下が真っ赤になっていたり、体に窪みができ、穴があいているような状態です。このような症状が冷水病です。
冷水病が出ている川は、水温が低く、山が植林されていたり、ゴルフ場があるようなところに多いですね。
山の腐植層が少ないため、川の水にミネラル分が少ないからです。そして、只でさえミネラルが少ないのに、ゴルフ場や農業による農薬により、浄化機能も低下し川は汚れています。
元々の自然のままの姿であれば、このような病気は発生しないでしょう。

足りないものを補えば回復します。川自体も回復させるとこのような病気もでないですね。
そんなに難しいことでは、無いのですが自然を見ようとしないかぎり、回復は見込めませんね。

全ては、バランスです。
バランスが崩れるから病気になる。

生ゴミの処理もバランスですね。菌、酵素、ミネラル、光のバランスです。
このバランスが整っているとちゃんと分解が出来ます。

さて、今日も資料つくり頑張って行います。

明日は、兵庫で、庭園の樹木診断です。

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