流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

2014年宝塚観劇回想 前編 舞台はいつも誰かを待っている

2014-12-30 21:31:43 | 舞台

 

 

思えば、天海祐希を観たくて『蒼の乱』(梅田芸術劇場5月10日)のチケットを

取ってみたのが始まりだった。

天海祐希の宝塚歌劇の現役時代を知らない。それが悔やまれる。

折しも2014年は宝塚歌劇の100周年で盛り上がっていた。

宝塚歌劇をもう一度観てみたい。

宝塚市は隣町、こんな近隣に住んでいるのに見ない手はない。

まず手始めに今、上演している演目を観よう。

5月23日『ベルサイユのばら-オスカル編―』(宝塚歌劇宙組)を観る。

凰稀かなめのオスカル。

オスカルが漫画ではなく実在する人間ならば、

きっとこんな人だろうと思ってしまうそんな人だ。

美しい、軍服衣装が良く似合う。かっこいい。

 すでに私は、宝塚歌劇に魅せられていた。

 

次は我らが川西の星(私が思っています)壮一帆の雪組(6月24日)を観た。

『前田慶次』その役柄が壮一帆にぴったりで 魅了されてしまった。

心意気、しぐさ、セリフのひとつひとつがよみがえる。

オープニングでは映像との掛け合いも素晴らしかった。

松風(人が入っている馬)に乗りさっそうと現れ、槍を振り回すのは迫力があった。

ショーでは雪組の組子とのきずなが熱くて胸に迫る。

この公演で卒業するというのはとても残念だ、もっともっといろいろな役を観たかった。

そんな思いにかられて、7月7日、7月14日(宝塚の千秋楽、大劇場のチケットは、

はずれ。バウホールでのライブ中継)と2回観劇できた。

     

 

壮一帆の余韻に浸っていたせいか、星組を見逃してしまった。残念だ。

 

次の花組でつまずいた。

まさか『エリザベート』がこんなにチケットがとれないとは思わなかった。

当日券に並んだが、だめだった。しかし、せっかく来たのだからと「宝塚の殿堂」に入場した。

 

トップスターの手形

 

FBで知り合った高校の同期生が『エリザベート』に誘ってくれて、なんとか観ることができた。

しかしながら私の中で消化しきれていない。

明日海りおの怪しい美しさと望海風斗のアドリブに圧倒された。もう一回観たいところだ。

 私の熱はますます高まる。