第2回静岡県総合計画審議会が開催された。
県民生活部会と経済産業部会とでそれぞれ議論された内容と、事務局で検討してきたその他の分野についての素案をもとに議論する。
私は、こんな意見を述べた。
「これまで2回の分科会が行なわれたが、その後県内の雇用状況は“つるべ落とし”状況であり、来年はもっと悪化するかもしれない。
その上で、そうなった原因について追求していくと、国が定めた法律の悪改正に行き着いた。
(国際会計導入・入管法、労働者派遣法改正など)
次の時代のために真剣に考えていかなければならない。
県で出来ることは限られているが、都市計画や地産地消(東京資本よりも地場資本を大切にすることも含め)についても根本的に考えて欲しい」
終了後、2人の委員から反撃(?)を受けた。
医療関係者からは、
『看護・介護職にも労働者派遣が入り込んできている。
なかには弱みに付け込んで詐欺まがいのあっ旋まで行なわれている。
連合よ、しっかりして欲しい』
大学教授からも、
『医師不足の原因を科学的に突き止めて欲しい。
勤務医と開業医の報酬比較や労働実態を調査したことはあるか。
同一労働同一賃金と長年主張しているが、なぜ実現できないのか。
科学的に労働対価を追求したことはあるか』
審議会では一言一言が議事録に載るため、みな遠慮している。
だからかもしれないが場外議論のほうが余程面白い。
深刻な雇用状況をどのように連合本部は受け止めているか?
今日の午後、本部の古賀事務局長に電話でお聞きした。
なかなか答えにくいような失礼な質問もさせていただいたが、各県からも現場の声をどんどんと本部に上げていくべきだ。
これもまた場外反撃ととられるだろうが、現場の実態は訴え続けていきたいと思う。
現場に最も近い地協からも、県連合へタイムリーな情報の提供をぜひお願いしたい。
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