規制緩和にアクセル全開

もう二度と過ちを繰り返してはいけない…
１９９９年労働者派遣法が大幅改正されて、日本社会の劣化がどんどん進んでいきました。
誰かの犠牲の上に立った豊かさを享受しているうちに、いつのまにか多くの仲間が犠牲者の側に回されました。
もうこの悲劇を起こした元凶を正さねばならないと民主党とともにがんばってきましたが、政権が交代したらあっという間に規制緩和のアクセル全開です。



経団連は「雇用の規制緩和を進めるならば賃上げする」と公言していますが、その甘言に騙されてはいけません。
私たちの進むべき道筋は明確です。
「連帯と協同」「分かち合い」への意識の転換、意識が変われば行動が変わります。
行動が変われば生き方が変わります。
生き方が変われば組織が変わります。
組織が変われば世の中が変わります。

規制を緩和し、不安定雇用を活用して経済成長が達成されても、働く人の幸せにはつながりません。
社会全体が不幸になるだけです。
それはこの２０年の歴史が証明しています。