安心社会をつくるために

連合東海ブロック主催の「2013政策研究集会」で長野県へ来ています。
今年のテーマは「働くこと」につなげる５つの安心の架け橋…。
まず基調講演は信州大学経済学部井上教授です。

先の参院選挙で47.39%という棄権率の高さが意味すること、また18%にも満たない労働組合組織率との関係にも触れて、なぜそうなってしまったのかの根源的な問いかけが必要だと訴えました。

そして根源的な問いから見えてきたことをこのようにまとめます。
まさしく連合評価委員会で指摘していたことと同じです。

再分配の考え方は人間の生き方の問題でもあります。
政治や労働運動でも然り、個人でも然り、自らの欲を捨てて他人のために尽くすことができれば共生の社会が実現します。

やるべきことは明確ですが、あとは誰がいつまでにやるかですね。