南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

私と公

2013-04-09 17:48:03 | 政治
県知事選挙がにわかに慌ただしくなってきました。

県知事に限らず、人の上に立つ政治家たるものこうありたい、こうあるべきだと、選挙があるたびに思います。

幕末の大政治家「西郷隆盛」はこんな言葉を残しました。
「己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ」

人間には欲望がありますから、まずは自分(己)の幸せを考えます。
しかし欲望には限りがありませんから、どこかではみんな(民)の幸せも考えていかねばなりません。
政治家にはもっともっと大きな度量が求められます。

それに比べて私たち凡人は、まずは自分の幸せから始めていいんですが、日常生活の中で半分くらいは他人のことを考えながら生きていこうね、と少林寺拳法の創始者「宗道臣」は言いました。
「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」

“有徳の人”とはそんな人を指すのではないでしょうか?
少しでも“有徳の人”に近づきたいと思います。


久しぶりの1万歩クラブ新会員です。

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