南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
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メランコ人間とシゾレフ人間

2010-02-16 17:49:37 | ユニオン

ドイツの精神科医テレンバッハは、面白い分析をしています。
様々な国民性を“メランコ人間”と“シゾレフ人間”に分けて考えます。

“メランコ人間”は、心の主役は常に「自分」にあると考えます。
どんなことも自分が頑張ることで対処しようとするし、うまくいかなかった場合は「自分に原因がある」とすべての責任を抱え込んでしまうタイプです。
躁うつ病にかかりやすい性格でもあります。

“シゾレフ人間”は、常に「まわりの世界」を主役にしています。
はじめはある意見に賛成していても、大多数のまわりが反対を唱えるとこれにすぐ同調し、自分の意見を変えてしまいます。
自分の意見を貫いてまわりを敵に回すより、自分の意見をまわりに合わせることで摩擦を回避する方を選ぶタイプです。
統合失調症(精神分裂症)になりやすい性格です。

テレンバッハは「日本人とドイツ人には、“メランコ人間”が多い」としましたが、日本の精神科医和田秀樹は、著書「まじめの崩壊」で近年の日本人は“シゾレフ人間”が増えてきたといいます。
本日開催された連合静岡3役会議では、“労働運動の原点は現場にあり”と題して、フリー討論を行ないました。
10名程度のメンバーですから、全員発言で活発な討論会になりました。
少なくともこの会に属する人間は、圧倒的に“メランコ人間”が多かったですね。
活発な議論、ありがとうございました。


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