見果てぬ夢

１０月で退任することを報道されて回りがザワザワしています。
正直心残りはいっぱいありますが、こうして後輩たちが私の“見果てぬ夢”を追いかけてくれますから、安心です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（労働新聞　７月２２日）
あなたの毎月の給料はどうですか？
あなたの働きぶりに比べると整合性はありますか？
あなたの会社の同僚と比べて納得性はありますか？

大企業と中小企業での賃金格差は歴然としてあります。
私はそれを全否定しようとは思いませんが、その格差も納得性のあるものでありたいと思います。

公務員給与についても人事院勧告が機能しなくなるとどうなるのでしょうか。
民間給与との比較の中で労使協議するようになったときは、どのようにして地域の賃金データを得るのでしょうか。

公正性のある賃金制度は、おそらく職種別賃金制度がふさわしいと思われます。
そうなると大企業であろうが中小企業であろうが、男であろうが女であろうが、正社員であろうが非正規社員であろうが、同一労働・同一賃金の世界が登場します。
企業別労働組合から、職種別・横断的労働組合が指向されていきます。
その時につくろうとしても遅かりし「２０万賃金地図」をつくるのも私の“見果てぬ夢”です。


１万歩クラブの新会員です。どうぞよろしくお願いします。