けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

宇都宮にプチ出張

2011-09-15 00:37:40 | 野良あるき
宇都宮に日帰り出張。

栃木県の農業委員のうち、女性委員の研修会を取材。
「農業委員会」は、全国の市町村が設置。農地の番人であり地域農業振興の推進役です。
3年に1度、農業者の選挙で選ばれ、市町村議員と肩を並べる重職です。
女性農業委員は、農村女性のトップリーダー。いつもながら、ものすごいパワーに圧倒されます。
耕作放棄地の対策、食農体験、学校給食、農家レストラン、直売所などなど…。
いまや女性が、農村地域を元気にする原動力。本当にすてきです!!

早朝4時からナスやトマトの収穫、イチゴ苗定植などの仕事をこなして、出席しているのです。
しかも、朝食の支度やお昼の準備、洗濯もちゃちゃっとすませているに違いない。

彼女たちのがんばりで、農村の風習がかわり、家族のサポートと理解が進み…。
「稲刈りの時期に、こうやって出てこれるなんて、ちょっと前まで考えれなかった」と、
多くの方がしみじみ語っていました。
それでもまだ、ものすごい仕事量だと思いますが。

会館での研修会だったので、残念ながら、野良歩きはなし。
宇都宮駅ビル1階、JAうつのみやの直売コーナーでちびっとだけ田舎気分を。
駅にこういうコーナーがあるのは、とってもいいですね~。

          

生落花生(生のピーナツ)を発見!やったー!
枝豆みたいで、とっても美味しいのに、東京ではなかなかお目にかかれない。

宇都宮といえば、やっぱりギョーザ。
ブランド力って、本当にすごいですね。
普段あまり買わないものでも、そんなに美味しいと思わないものでも、なぜか買ってしまう。
買わないで帰ると、「せっかく行ったのに~」という悔いが残りそうなのです。

     

すでに焼いてあるお手軽なのを、数点見つくろって帰途に。
宇都宮は新幹線でビールを飲むには近すぎる。
稲刈りまっただなかの車窓を眺めつつウトウト。気づいたら東京駅でした。