【難読漢字】「唆す」って読めますか?
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普段から使っているけど…?
突然ですが
「唆す」という漢字
読めますか?
口偏の漢字なのがヒントです。
正解は「そそのかす」でした!
わかりましたか?
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現代ビジネス編集部
「唆す」の意味は”おだててその気になるよう仕向けること”
「唆す(そそのかす)」の意味は、“おだててその気になるよう仕向けること”です。他にも“早くそうするようにと勧めること”という意味があります。
2つの意味がありますが、どちらも悪いことをするよう促す状況で使われます。
古語では「せきたてる・誘惑する」の意味
「唆す」を古語として使う場合、”催促して急がせる”や”悪い方へと誘い込む”という意味で使われます。現代で使われる「唆す」と同様に、おだてて悪いことをするよう勧めることを表します。
「唆す」の読み方は”そそのかす”で、音読みでは”さ”と読む
「唆す」の読み方は“そそのかす”です。「唆」という漢字は”そそのかす”の他に、音読みで「さ」とも読まれます。また、「そそのかす」は”嗾す”とも表しますが、「嗾」は常用漢字ではないため常用漢字である「唆」が主に使われます。
「唆す」は悪い方へ仕向ける状況で使う
「唆す」は悪い方へと仕向ける状況で使われます。相手が普段考えていないようなことを行うように仕向けたり、はやく行うようにと催促したりする状況で使われます。「唆す」ための方法は様々ですが、主に相手を褒めて得意にならせ、悪い方向へと誘い入れます。
「唆す」を使った例文
「唆す」を使った例文をご紹介しましょう。
- 裕福ではない彼女を唆し、金になる物を持ち出させようとしたのだ。
- 唆されて殺してしまったと訴えていたが、どうやら最初から殺す気でいたらしい。
- 悪魔のささやきに唆され、悪事に手を染めてしまった。