総理の夫
2013-12-16 | 本
山はすっかり雪が積もりましたが、寒さは少し和らいで、家の周りは雪が減っています。図書館で借りて、原田マハの「総理の夫」を読みました。原田マハは「楽園のカンヴァス」で賞を取ったので、名前だけは知っていましたが、読むのは初めてです。職場の人がお勧めだというので、読んでみました。
知的な美人の妻が総理大臣に就任。その夫は、鳥の研究をしているのんびりとしたおぼっちゃま。夫の日記という形式で、めまぐるしく動く現在と、夫婦のなれそめの過去が描かれます。帯や裏表紙に漫画が描かれているので、コミック的な設定なのでしょう。うまくいきすぎな展開も、夫婦のキャラのさわやかさで、楽しく読めてしまいます。がしかし、私との相性はいまいちだったようで、読むのに時間がかかりました。面白いと思って読んでいるはずか、なかなか進まない。なんだろう、やっぱり相性かなあ。とりあえず、最後まで読めて良かったです(笑)。