きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

すぐ死ぬんだから

2021-08-01 | 


今日もいい天気。今日から8月です。コロナの感染者はどんどん増えて、オリンピックのメダルも増えて、大騒ぎですが、私は静かに過ごしています。午前中はグループホームで仕事をして、午後は少し家で仕事しました。庭のひまわりがたくさん咲いて、夏らしい眺めです。庭のミョウガも収穫できました。

図書館で借りて、内館牧子の「すぐ死ぬんだから」を読みました。2017年、少し前の本ですが、いくつかある著者の終活小説のひとつのようです。面白くて一気読みしました。年寄りくさくなるのがイヤで、見た目を着飾ざり、ステキな70代夫婦を過ごしていたハナ。ある日、突然、夫が亡くなってしまい、ショックを受けつつ、遺品整理をしていると、遺書が出てきます。そこには、ずっとつきあってきた女性と認知していない息子に、ある品物を譲ってほしいと書かれています。全く知らなかった女性と子供の存在に驚き、対決し、そして残りの人生を歩き始める。脚本家らしく、ドラマを見ているような登場人物と話の展開を楽しみました。いくつになっても、人生はいろいろ大変だし、いろいろ面白い、ですよね。

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