如何様
2020-11-02 | 本
今日は雨。家で仕事しました。図書館で借りて、高山羽根子の「如何様(イカサマ)」を読みました。著者が富山県出身ということもあってか、あちこちで紹介記事を目にしていたので、借りて読んでみました。
戦後、復員した画家は、出征前とは似ても似つかない人物なのですが、彼は本物なのか偽物なのか。兵役中に嫁いだという妻の依頼で調査するのですが、はっきりとした答えはありませんし、失踪中ということで彼も登場しません。本物とは何か、そもそも本物かどうか知る必要があるのかどうか。短めの話なので、あっという間に読み終わりますが、何も分からないまま読み終わって、よくわからなかったです。ははは。