同調圧力
2020-11-01 | 本
今日から11月。今年もあと2か月ですね。今日は午前中にグループホームに出勤しました。
図書館で借りて、鴻上尚史・佐藤直樹の「同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか」を読みました。新書です。とても、とても面白かったです。コロナで明らかになってきた、「同調圧力」を生む「世間」と呼ばれる日本特有のシステム。どのページも「そうそう、そうなのよ」とうなずきながら読みました。
良い面も悪い面も、普段から感じていた「空気を読む」日本の風土が分かりやすく分析されていて、本当に納得です。具体例もたくさん書かれていて、とても分かりやすかったです。「世間」のせいで息苦しい思いをするのはおかしいといいつつ、解決策として複数の「世間」に参加すべきと提案しているのも、現実的で良いです。とにかく面白い本でした。