今日は雨が降ったり止んだり。外は生ぬるい風が吹いて、生暖かい天気でした。5月にテレビで放送された映画「かぐや姫の物語」を録画してあったのですが、やっと見ました。高畑勲監督が手掛けたアニメ映画です。淡い色使いの絵が美しいです。田舎での子ども時代はなんともかわいらしくて、ほのぼのとします。都に移ってからは、あれこれ思い悩み、結果、月に帰ることとなります。誰もが知るおとぎ話が題材で、その大筋を変えることなく、それなのに現代の私たちにも通じる物語でした。ちょっと救われない結末ですが、月に帰ることは死を意味するようでもあり。アニメは苦手な私ですが、2時間以上（テレビ放送は3時間）の長さを飽きることなく、最後までひきつける魅力がありました。なかなかステキな映画でした。
