萩殺人事件
2012-11-21 | 本
今日はいい天気でした。図書館で借りて内田康夫の「萩殺人事件」を読みました。新刊に並んでいたので覗いてみると、浅見光彦シリーズのようでした。読んだことがなかったのですが、2時間ドラマの浅見光彦シリーズは好きなので、読んでみることにしました。
浅見の友人、松田は、山口で見合いをするために萩に向かい、そこで事件に巻き込まれます。犯人扱いされたことから、事件の真相解明に乗り出します。後半になって、浅見も登場しますが、基本的には松田が主人公です。見合い相手の女性が実は...という結末かと思ったら、違ってた(笑)。ドラマで見ると、とても面白いのですが、本で読むとなかなか読み進みませんでした。話は面白いのですが、作家との相性がイマイチなのかも。寝る前に少しづつ読んでいると、誰が誰か分からなくなったりしつつ、無事に解決してよかったです。
あとがきによると、同時発売の「汚れちまった道」とリンクしているようです。「萩殺人事件」は、浅見の友人、松田の視点で書かれていて、「汚れちまった道」は浅見の視点で書かれている。どちらも山口県を舞台にした事件ですが、独立した二つの物語が干渉しあいながら展開するらしい。せっかくなので、続いて「汚れちまった道」も読んでみようと思っています。