マグノリア

以前、なんとなく録画しておいた映画「マグノリア」を見ました。気付かずに見始めたのですが、なんとこの映画、3時間もあるんですね。見ても見ても終わらない（笑）。長かったぁ。1999年のアメリカ映画。トム・クルーズが出てます。

不思議な映画でした。L.A.郊外のある1日、10数人の男女が織りなす人生模様を描く映画。死期を迎えた大物プロデューサー、プロデューサーの妻とその看護人、女性の口説き方をモテない男に伝授するカリスマ、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、天才クイズ少年、過去の栄光にすがる元天才少年など、いろんな登場人物が微妙に絡み合って、淡々と物語が進みます。

最後はどうなるんだろう、と思っていたら、なんともいえない天変地異が起こって、なんとなく．．．救われる？のかなあ．．．それぞれの物語が決着していきます。すごい結末だなあ。ビックリするものが降ってくるんですよ。爬虫類嫌いの人には耐えられないオチです（笑）。もう少しスカッとあれこれ片付いていくのかな、と期待したのですが、そうでもなかったな。いやー、私には難解な映画でしたね。長いし。でも、ネットのレビューを見たら、案外評判がいい。好きな人には好きなのかな。