「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

大谷翔平君の右肘靱帯損傷について&今日のMLB<2023年8月

2023-08-26 18:21:16 | MBL & プロ野球

やむを得ないですね。これほど無理をしていれば、いつかは故障します。今、故障して不幸中の幸いの部分もあります。故障が酷ければ打者としての出場も無理でしょう。打者で出場できるなら、残り試合は打者に専念できます。ベストを尽くせばよいと思います。バッター大谷翔平の真価を示せば良いと思います。

そして翔平君も考えるべきだと思います。今年29歳で、二刀流のような過酷なプレーは、出来てもあと数年でしょう。そうであるなら、今年決断するべきだと思います。今年、翔平君はバッターとして超一流であることを証明しつつあります。ベーブ・ルースのようにバッターとしての道を歩むべきだと思います。翔平君の頑丈さなら、あと10年は現役を続けられると思います。その間に偉大な記録を打ち立てることも出来ます。

※それ以外にも、今年はFAになります。もし、故障していなければ、投手+バッターで契約料が決まります。かなり高額になっていたと思います。その契約をして来年、故障したらどうなります?
投手の分は、当然働けないことになります。何らかの批判は必ずあります。今、故障したので主な契約は打者としての評価になります。投手としての部分は出来高払いのオプションになるでしょう。それが公平であり妥当です。翔平君にとっても、水増しされた金額で苦しんだり悩んだりする必要がなくなるので精神的な負い目を負うことは避けられます。そんな事で翔平君に苦しんでほしくはありません。

実際に、大型契約後不振に陥ったり故障して満足にプレーできないケースは、沢山あります。

エンゼルスは、その例が沢山あります。
『アンソニー・レンドーン(ロサンゼルス・エンゼルス)
2019年7年オフに総額2億4500万ドルの大型契約』
2020年52試合 2021年58試合 2022年47試合 2023年43試合(故障中)
『トラウトが12年479億円で契約延長 MLB史上最大契約トップ10は?』
MLB総合2019.03.28
https://full-count.jp/2019/03/28/post329226/
2020年53試合 2021年36試合 2022年119試合 2023年82試合(故障中)

レンドンもトラウトも出場試合数を見てください。故障だらけで、まともに1年プレーした年はありません。

NYヤンキースのジャンカルロ・スタントンもひどい例です。
『ヤ軍スタントンとの契約は「酷い投資」 辛辣NY紙は落胆、昨季は1打席3900万円』
MLB総合2020.03.01
https://full-count.jp/2020/03/01/post703392/
13年総額3億2500万ドル(当時で約373億7500万円)の超大型契約は28年まで
以前から故障歴があり
「2年目は失敗となった」
トレード拒否権を持っている

まともに働いたのは、最初の1年だけです。その後は、長期低迷中です。「トレード拒否権を持っている」ために本人の同意がないとトレードにも出せません。

その意味では、エンゼルスのレンドンとトラウトも同じです。長期の不良債権化しています。エンゼルスとヤンキースの成績不振の大きな理由です。

投手だと、極めてひどい例が二つあります。
普通にひどいのは沢山あります。

『7年358億円契約も…わずか1勝で引退へ 世界一立役者に悪夢の連続「悲しい終わり方」』
MLB総合2023.08.25
https://full-count.jp/2023/08/25/post1433440/
2019年オフには7年2億4500万ドル(約357億9300万円)の契約
ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手
健康上の理由で引退をするため、残りの契約も支払われることになる

※たった1勝で、高額契約は回収不能債権になりました。価値0円です。

ジェイコブ・デグロム:2018と2019年のサイヤング賞投手
『デグロムはなぜレンジャーズを選択? 5年総額248億円で獲得できた“裏事情”』
MLB総合2022.12.03
https://full-count.jp/2022/12/03/post1313887/
5年1億8500万ドル(約248億4800万円)
年に均せば3700万ドル(約49億7000万円)の5年契約
『258億円デグロムが自身2度目のTJ手術で今季絶望 復帰には最低12か月の見込み…米報道』
MLB総合 2023.06.07
https://full-count.jp/2023/06/07/post1392121/

今シーズン2勝しただけで、2度目のトミージョン手術になりました。来年1年は、完全に無理です。それ以降も復活できるかどうか、分かりません。
もっとも、このケースは獲得したレンジャーズにも大きな問題があります。
ジェイコブ・デグロムは、ここ3年故障ばかりでまともに投げていません。2020年12試合に先発4勝2敗。2021年15試合に先発7勝2敗。2022年11試合に先発5勝4敗。故障ばかりで3年、シーズンの半分も登板していません。3分の1くらいの登板です。こんな投手を1年約50億円の5年契約で獲得したのですから、最初から半分不良債権を覚悟していたのでしょうね?かなり、回収不能に近いです。

※長期の大型契約には、半分くらいこんな失敗例も混じります。だから球団によっては、そのような選手を避ける球団もあります。不良債権を一番抱えているのはエンゼルスだと思います。超大口2個に小口・中口も結構あります。エンゼルスが弱い理由は、不良債権に経費がかかりすぎて優良債権の確保が難しい点にあります。

※と言うわけで翔平君は、投手の部分が不良債権化するのを免れました。こんな不良債権の仲間に翔平君が入っては、欲しくないでしょう?

打者だけで契約したって超一流です。それで十分だと思います。不良債権だらけのエンゼルスとは、今年で縁を切った方がいいと思います。今度は、不良債権の少ない球団に行けるといいですね。ワールドシリーズで優勝できるのは、不良債権の少ない球団です。

※今日のMLBの話題
◎翔平君
2打数1安打3四球
エンゼルス3-1リードの9回表2死1・2塁の翔平君の打席。
メッツの監督が申告敬遠。ファン、ブーイング!
弱いメッツの勝ち負けなどどうでもよく、ファンの見たかったのは翔平君のホームランです!
◎メッツ千賀滉大
7回途中2失点10奪三振。好投むなしく負け投手。

◎今、絶好調の藤浪晋太郎
藤浪晋太郎、2回無失点で移籍後初勝利(6勝目)
3試合連続無失点
今季6勝8敗、防御率7・60

◎昨日の中日VS横浜線。
近藤投手の悲劇
9回表登板も打者16人8安打5四死球10失点と炎上
10勝目バウアーの激励の言葉
「このような結果に落ち込むことなく、落胆することなく、これからも前を向き続けてもらいたい」

◎ダルビッシュが先発登板、4回6安打5失点、奪三振3で敗戦投手
◎鈴木誠也9回の第4打席は三振、4打数2安打(ホームラン打てよな!)
カブス1-2パイレーツ
◎吉田9回の第5打席は左直、5打数1安打
ドジャース7ー4レッドソックス

◎ア・リーグ西地区の波乱
ツインズ12 - 2レンジャーズ
タイガース4 - 1アストロズ
マリナーズ6 - 3試合中ロイヤルズ

このまま推移すると、7月地区4位のマリナーズが同率首位タイに浮上!スゴイネ!


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