「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

欧州サッカー>ドイツ:VfBシュトゥットガルトの躍進の理由は❓<2024.1.31

2024-02-01 23:54:11 | サッカー

伊藤洋輝はシュトゥットガルトが手放してはならない選手の1人…クラブSD「彼らを中心に将来性のあるチームを」
2023年7月04日 20:37
https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/bundesliga-stuttgart-hiroki-ito-20230704/blt489319dbb550d9f5

トップチームの2部降格の責任を取り会長が変わりました。
2019年10月8日に新会長にトーマス・ヒッツルスペルガーが就任します。
これは非常に調べにくかったですが、スポーツディレクター(SD)人事です。

当初は有名なスヴェン・ミスリンタートをSDに招聘したようです。これが2019年4月です。
遠藤航や伊藤洋輝をスカウトしました。
しかし、クラブを去ります。
・・・・・・
スポーツディレクターの模索が続くシュトゥットガルト
2019/04/04
シュトゥットガルト、敏腕スカウトのスウェン・ミスリンタートSD招聘を発表
2019/04/11
https://fussball.jp/stuttgart/2019/04/112283.html
シュトゥットガルト、伊藤洋輝ら発掘の敏腕SDが退任…契約延長交渉で合意できず
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20221130/1715270.html
スヴェン・ミスリンタットSD
2019年4月からシュトゥットガルトのSDを務めていた
2022年11月30日付で契約解除退任
・・・・・・・
<その後、SDに招聘されたのがファビアン・ヴォールゲムート氏です。>

※ここでフロントのスタッフ(SD)の交代がありました。これが2023年1月です。
就任後、ファビアン・ヴォールゲムートSDは監督招聘に動きます。
『セバスティアン・ヘーネスがブルーノ・ラッバディアに代わり監督に就任【シュトゥットガルト】』
VfBシュトゥットガルト
2023年4月3日 17:45
https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/2023040400001-spnaviow
(ユース・チームの指導者を経て2020~2023ホッフェンハイムの監督 を務める。2023年4月3日シュトゥットガルトの新監督にセバスティアン・ヘーネスが就任。)

これが現在のSDと監督です。SDの交代に伴いクラブの方針も変化したようです。
ミスリンタートSDの時代は、有望な若手選手を発掘して育成して高く売却することが基本でした。下位のクラブは、どこでもそうします。しかし、これではクラブの経営には役に立ってもクラブが強くなることは出来ません。

『伊藤洋輝は「シュツットガルトの顔になる」 27年まで契約延長の経緯は? 独誌指摘「マネーゲームの…」』
2023.08.24
https://www.football-zone.net/archives/470380

ファビアン・ヴォールゲムートSDの考えは、まだブレイクしていない若手を発掘して育成するのは同じですが、売却するのではなく長くチームに留まり勝利に貢献してくれることを望んでいます。
チームを強化することを優先して考えているようです。
遠藤航の場合は、チームの顔でありこれまでチームに貢献してきました。だから遠藤航の夢を叶えるために移籍に同意したようです。
伊藤洋輝は、まだ若いですしシュトゥットガルトの中心選手として長く活躍することが期待されています。
ミスリンタットSDの時代なら、伊藤洋輝は売却されていたと思います。
だからシュトゥットガルトの会長は、SDを交代させたのであろうと思います。
ミスリンタートもスカウトとしては、飛び切りに優秀です。しかしクラブを強くするSDとしては、評価しなかったようです。

そして招聘された新監督のセバスティアン・ヘーネスはシーズン後半からの就任でしたが降格争いをしていたシュトゥットガルトを残留させることに成功しました。
その最終試合で、遠藤航は大活躍しました。

今シーズンはセバスティアン・ヘーネス監督は最初からチームを指揮しています。
現時点でブンデス3位に着けています。

「去年、降格争いをしていたチームがどうして急に躍進したのだろう❓」
と思い調べてみたら、その理由はファビアン・ヴォールゲムートのSD就任にあるようです。ヴォールゲムート新SDが招聘したヘーネス新監督も、大当たり!のようです。

トーマス・ヒッツルスペルガー会長の人選は大正解でしたね❓

強くなるクラブには、必ずフロント人事の強化があります。これは、(野球)メジャーの球団でも全く同じです。
こうやったらクラブが強くなります!というお手本のような話です。普通は、色々な柵があり中々こうは行きません。弱小クラブだから大胆に改革が出来ます。

とは言え❓
レバークーゼンやシュトゥットガルトの躍進は、ドイツのリーグに新しい風を起こしつつあると思います。
バイエルン1強のドイツ・リーグにはドイツのサッカーファンも飽き飽きしていると思います。最近、ドイツ代表が弱い理由もここにあると思います。国内リーグで競争がないから選手の質やサッカーのレベルが低下しているのだろうと思います。

※昨シーズンまでバイエルンが11連覇中です。
他のクラブのやる気のなさは❓歴然です!
長いものに巻かれるのが❓ゲルマン魂か❓


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35



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