「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

プロ野球打者評価とメジャーの日本人選手<2023年10月

2023-10-02 20:02:47 | MBL & プロ野球

メジャーの日本人選手
ブルージェイズ 菊池雄星
32試合に先発して11勝6敗 防御率3.86
投球回数167.2 奪三振181 K/BB3.77
(※K/BB:3.5を超えると優秀と言われる。)
メジャー5年目でやっと良い成績を残しました。日本でも二桁勝つまでは、結構かかりました。どちらかと言うと結果を出すまで時間の必要なタイプなのでしょうね。これぐらいの成績を残すと、立派なメジャーの先発投手です。32歳でそうなったところが、めげずに努力したな・と思います。

メッツ 千賀滉大
29試合に先発して12勝7敗 防御率2.98
投球回数166.1 奪三振202 K/BB2.62
メジャー1年目でよくやったと思いますが、K/BBを比較すると菊池雄星の方が大分上です。これを改善するとメジャーのエースになれるでしょうね。先発試合が少ないのはメッツの監督が日本の野球事情を知っていて、登板間隔を少し長くしたり休みを入れてくれたからです。菊池雄星との比較なら、あと3試合の登板が必要です。

カブス 鈴木誠也
OPS.842は、B(非常に良い).8334 – .8999評価で一流のメジャーリーガーと言えます。長打率と出塁率をもう少し高めるとAに近いBになります。ナ・リーグ15位は1チームに1人の割合ですから優れているのが分かります。メジャー2年目でOPSでB評価は、価値が高いと思います。欲を言うならホームラン数をもう少し増やして欲しいですね?25本~30本希望。今のままでも十分、立派です。

レッドソックス 吉田 正尚
OPS.784はC(良い)評価です。ア・リーグ26位の順位が示す通り1チームに平均2人いるレベルです。打率だけ見ると鈴木誠也と大差ないように見えますが、OPS評価では大きな差があります。吉田 正尚の場合は、四球数が少なすぎます。要は、ボール球を打っているということです。だから出塁率も下がりますし、打ちにくいボールを打ちに行くので長打が減ります。ストライクを強く叩く打撃を心がければ、技術は高いのですからOPSは、B評価に上げられると思います。そう出来れば一流のメジャーリーガーです。

※プロ野球打者評価
情けない!と言うしかないほどに低レベルです。
OPS評価で見ると?
A(素晴らしい)B(非常に良い)C(良い)D(並 )E(平均以下)
パ・リーグ
A 1人
B 3人
C 3人
D 6人
E 7人
セ・リーグ
A 2人
B 5人
C 4人
D 4人
E 5人

C評価以上の選手が少なすぎます。
D(並 )E(平均以下)の選手が打撃20傑の約半分では野球が見ていて面白いわけがありません。これは日本プロ野球界の考え方が根本的に違っているからだと思います。
プロであればコンテンツです。コンテンツの内容を高める努力をしないと、だんだん人気がなくなります。メジャーの試合を見慣れると、プロ野球など馬鹿らしくて見る気がしないと思います。

とにかく打撃のレベルが低すぎる!の一言しかありません。

メジャーは選手数が多いですが、選手の打撃成績を見て比較してみると、どんな項目でもプロ野球のレベルが極端に低いのが一目で分かります。

そのうち打撃では、3Aにすら劣るようになると思います。すでにパ・リーグはそうなっているかもしれません。



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