「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024大相撲>遅咲きの苦労人「若元春」の今後に期待<2024.2.3

2024-02-03 08:01:14 | スポーツ

「若元春」は出世の遅い苦労人力士です。
「遅咲き」の言葉が良く似合います。
今年の誕生日が来ると31歳。
187cm147kg。左四つ・寄り切りが得意な正攻法の力士です。出身が福島県なので性格的な部分もあるのかもしれません。

十両に定着するまで49場所かかりました。2020年3月場所から十両から陥落したことはありません。
そこから数えて10場所で、やっと十両を通過しました。
2022年は幕内で5場所勝ち越して、2023年1月場所で新小結に昇進しました。29歳でやっと新小結です。
2023年は9月場所までは好調に勝ち越しましたが11月場所で6勝9敗で負け越して2024年1月場所は、東前頭筆頭でした。2023年7月場所は、大関取りの場所でしたが残念ながら9勝6敗で届きませんでした。
小結に上がるまでは、長い時間が必要でしたが新小結以降の成績は抜群の安定感があります。

関脇から陥落した今場所は、10勝6敗の好成績でした。
負けた相手 大関霧島 大関豊昇龍 関脇大栄翔 前頭琴勝峰 前頭阿炎
勝った相手 横綱照ノ富士 大関貴景勝 関脇琴ノ若 小結高安 小結宇良
役力士を相手に5勝3敗です。平幕に負けなければ12勝でした。
新小結後の成績が・・・
9勝6敗 10勝5敗 11勝4敗 9勝6敗 9勝6敗 *6勝9敗 10勝5敗です。
2023年11月場所の負け越しは残念ですが、どこか故障があったのではないかと思います。3月場所では小結か関脇に復帰します。
平幕力士に負けなければ、十分優勝争いが出来る実力があります。成績次第では、2回目の大関挑戦のチャンスに恵まれるかもしれません。何しろ新小結昇格後、7場所しか経過していません。地味ですけれど強さと言う意味では、関脇と言うより大関に近い強さがあります。
遅咲きの苦労人「若元春」ですから、大関まで出世できるのではないか・と期待しています。

今場所優勝した照ノ富士に勝ったのは、若元春と正代だけです。他の役力士は全敗ですから強さが光ります。照ノ富士に勝てると言うことは、自力優勝が可能だということです。

新大関の琴ノ若もゆっくり出世してきて新小結昇進後、7場所で大関取りに成功しました。(今年の誕生日が来て28歳)ゆっくり出世してきた力士の特徴は、番付の通りの実力が備わっている点です。
これは、若元春も琴ノ若も同じです。
小結に上がった後に、更に強くなりました。


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