「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ブルージェイズの菊池雄星がブレイクした理由を考える<2023年8月

2023-08-27 14:10:54 | MBL & プロ野球

ブルージェイズ菊池雄星が今季「期待以上の活躍した8選手」に公式サイト選出
[2023年8月26日19時15分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308260001111.html

菊池雄星がブレイクしたのは、今年です。
マリナーズで3年、さっぱりで去年ブルージェイズに移籍しました。マリナーズも諦めたんでしょうね。去年は、6勝7敗、防御率5.19で並以下の選手でした。
今年は、ここまで9勝4敗:防御率3.52。
エース級に大変身!32歳ですからね?

そこでMLB公式も「期待以上の活躍した8選手」に選出しました。今年32歳の選手が、去年まで並以下で今年、急に良くなることは普通はないです。

藤浪晋太郎の事を思い出すと、何となく分かります。藤浪晋太郎は阪神で全然ダメでアスレチックスに移籍しました。アスレチックスの投手コーチは、藤浪のイップスを見抜いてそれを直すべく配置転換して藤浪を中継ぎとして再生しました。それが成功して大体、良くなったところで東地区首位のオリオールズが目を付けて、藤浪を獲得しました。オリオールズの投手コーチは、ノーコン投手の再生人です。ノーコンを直す名人です。そのコーチの指導が良いのか藤浪は、更に良くなって今、絶好調です。

分かってきましたね?

そこで、「メジャーリーグ・チーム投手成績2023」
2023年 8月 25日
https://www.tsp21.com/sports/mlb/stats/teamp.html

ここにチーム別防御率ランキングが出ています。
1番チーム防御率がいいのが?
ブルージェイズです。
ブルージェイズの投手コーチが、ピート・ウォーカーです。日本でもプレーしたことがあります。投手としては成功しませんでした。現役引退後、ブルペン・コーチを経て2012年からブルージェイズの投手コーチです。

全然、知られていませんが投手コーチが優秀だから、ブルージェイズのチーム防御率がメジャーNo1であると考えられます。
ピート・ウォーカーが、菊池雄星に良い指導をしたのだと思います。
マリナーズの投手コーチは3年かかっても菊池雄星を一人前にすることが出来ませんでした。
ピート・ウォーカーは、2年目の今年・菊池雄星をブレイクさせたことになります。

色々技術的なこともあるでしょうけれども、今年の菊池雄星は力で抑え込もうとせず、打たせてアウトを取るピッチングに変わっているように思います。それがピッチングの安定につながっているように見えます。

どちらにしてもピート・ウォーカーと菊池雄星は成功しつつあります。毎年10勝以上コンスタントに勝てて防御率が良ければ、立派なメジャーのエースです。32歳の菊池雄星のいい意味での大変身には、驚きました。

※勝ち星は運不運がありますが、菊池雄星の防御率は今の時点で、「3.52」でア・リーグのランキング9位です。去年の防御率が5.19の選手とは、とても思えません。ア・リーグに15チームありますから9位の順位は、ほぼエース級の防御率です。



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