AFPBB
①人骨・靴・衣類発見の「大量殺人現場」公開 メキシコ
2025年3月21日 19:07 発信地:テウチトラン/メキシコ [ メキシコ 中南米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3568921?cx_part=top_topstory&cx_position=3
②麻薬カルテルとの「戦い」はメキシコにも恩恵 バンス米副大統領
2025年3月6日 11:09 発信地:ヒューストン/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3566183?cx_part=related_yahoo
③メキシコ、米国の「主権侵害」を拒否 麻薬カルテルとの闘いで
2025年2月21日 16:34 発信地:メキシコ市/メキシコ [ メキシコ 中南米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3564151?cx_part=top_category&cx_position=1
トランプ政権になってから、メキシコとアメリカの関係がかなりギクシャクしています。
理由は、メキシコがバイデン政権時代に不法移民のアメリカ流入、麻薬のアメリカへの密輸にほとんど何の対策も取らなかったからです。
不法移民については、バイデン政権はむしろ流入を奨励しているような政策すら取っていました。
麻薬の密輸も同じです。不法移民がフリーパス状態で入ってくるなら、麻薬も似たようなものでしょう。
ここまで来てしまうと麻薬カルテル・メキシコ政府・バイデン政権の間に何らかの関係があったのではないか?という疑問が生じます。
①の記事から引用
『 メキシコでは12万4000人以上が公式に行方不明者として登録されており、その大半は政府が「麻薬戦争」を宣言した2006年以降に発生している。また、約48万人が同時期に殺害されている。
同国には長年にわたる人権侵害の歴史があり、その加害者の多くが未だに処罰されていない。2014年に発生した、麻薬密売組織と汚職警官が関与したとされる教員養成大学の学生43人の失踪事件もその一例だ。』
メキシコでは、麻薬カルテルとの戦いを宣言した市長や町長、あるいは司法機関などの職員の殺害が多数起きています。
到底、地方の警察の手には負えません。
本当に麻薬カルテルを撲滅する意思があるのなら軍隊を動員して徹底的に戦うしか方法は、ありません。
中南米の他の国では、そうしています。それでも、中々麻薬カルテルを撲滅することは出来ません。
おそらくメキシコ軍でも無理だろうと思います。
③の記事
だからトランプ政権は、CIAを動員して現在、麻薬カルテルの監視を実施しています。アメリカ軍をメキシコ国境に、もう4000人位派兵していると思います。もちろん、第一次的には不法移民の流入阻止が目的です。しかし、表に出さない理由に麻薬カルテル対策もあると思います。アメリカ側でも地方警察が対処するのは無理でしょう。
ロイター
アングル:トランプ氏らがメキシコ麻薬組織攻撃提案、米国内で流血の報復も
2023年9月26日午前 11:23 GMT+91年前更新
https://jp.reuters.com/world/us/B2QKDLI7C5M3TDL6QKT6E4FWOM-2023-09-26/
メキシコ政府は、アメリカが麻薬カルテル撲滅で協力しようという申し出を「国家主権の侵害は決して容認できない」と拒否しています。まるで、麻薬カルテルを保護する意図があるかのように見えます。
本気で麻薬カルテルを撲滅する意思が見えないことは確かです。
中南米の麻薬カルテルは、アメリカと中南米政府が協力しなければ、撲滅は不可能なほど強力な資金力と人員を持っています。
メキシコ麻薬戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E9%BA%BB%E8%96%AC%E6%88%A6%E4%BA%89
この記述を読んでもメキシコ政府単独で麻薬カルテルを撲滅するのは不可能なことが分かると思います。
メキシコ政府の対応も不可思議な部分が多々あります。
例えばアメリカでもマフィアなどの地下犯罪組織が猛威を振るった時代があります。
行政から政治まで地下犯罪組織に浸透されて、NY市警などマフィアに買収されていた時代もありました。
【五大ファミリー】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%A4%A7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC
マフィアが興隆を誇ったのが、1970年代です。
アメリカ政府が総力を挙げてマフィアと戦って、やっと1980年代~1990年代に各組織が壊滅状態になり勢力を失いました。
ジョン・F・ケネデイ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3
【選挙不正とマフィアとの関係】
この項目を読むと、ケネデイ家とマフィアが深い関係にありマフィア他犯罪組織が大統領選に関与して大統領選に勝利しています。これが1960年の話です。マフィアが、その後1970年代に最盛期を迎えた理由が分かると思います。政治や行政、ビジネス界との癒着は、当然あったでしょう。
つまり、その国に巨大な犯罪組織が存在するとどうなるかを分かりやすく示しています。
メキシコのように腐敗や汚職のある国が、犯罪組織に浸透されていない訳がないでしょう❓
③の記事のメキシコ大統領の発言は、相当怪しいと言えます。
アメリカ政府の援助を頼まなければ、メキシコの麻薬カルテルを撲滅するのは現実には不可能だと思います。
だから、バイデン政権にも疑問が生じるわけです。
バイデンさんには、色いろ疑われている外国がらみの「利益相反」があります。
※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce