スコットランドヤマネコの保護プロジェクトは、英スコットランド王立動物園協会が保護団体や政府機関と連携して展開している/Saving Wildcats
https://www.cnn.co.jp/photo/35205528.html
写真
https://www.cnn.co.jp/storage/2023/06/21/cce508c872965a3b3ef40be08a3e05b3/35205528_002.jpg
可愛くないでしょう?
スコットランドヤマネコの祖先は?
ヨーロッパヤマネコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3
ヨーロッパ各地にいるヤマネコは、ヨーロッパヤマネコから発達したと考えられています。
スイスのヤマネコ、「セクシーすぎて」絶滅の危機 研究
2020年10月4日 15:24 発信地:ジュネーブ/スイス [ スイス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3307689
これも結構、可愛くないでしょう?
山岳地帯で生き残ったのが、原種に近いのかもしれません。と仮定すると、スイスヤマネコやスコットランドヤマネコが元々のヨーロッパヤマネコかもしれません。
とにかく、可愛くないですね?
一方で、リビアヤマネコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3
リビアヤマネコは、ヨーロッパヤマネコの亜種として分類される場合もあります。ヨーロッパヤマネコと近い種類だと思います。
ここまで来ると私の言いたいことが分かりましたね?
リビアヤマネコとイエネコは、同じ種類です。
ヤマネコのままでいるのが、リビアヤマネコです。
リビアヤマネコのうち人間と一緒に生活するようになったのが、イエネコです。同じ種類だから姿は、ほぼ同じです。遺伝子的な特徴にも両者には、ほとんど差がないそうです。そして、余り変化していないようです。イエネコは人間と同居するようになってから変化しないのは、変化する必要がないからです。変化するのは、生存に必要だから変化が起こります。人間と暮らすイエネコは変化する必要がないから、昔と同じです。
一方で、野生のリビアヤマネコの方もほとんどイエネコと同じですから、変化していません。つまり?
リビアヤマネコは、新人類ならぬニュー・キャットであると考えられます。もっとも現代の環境に適応した種類であると考えられます。
だから、リビアヤマネコもイエネコも昔と同じで変化しないという理屈であろうと思います。
しかし、ヨーロッパヤマネコの原種に近いと思われるネコは、可愛くなかったですね?
それが、段々可愛らしくなってイエネコに進化したという話です。
※リビアヤマネコと近い種類のステップヤマネコ(スナネコ)も、すごく可愛らしかったでしょう?
スナネコに迫る絶滅の危険、砂漠に生きる生態も明らかに
2023.05.03 Wed posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35203377.html
写真
https://www.cnn.co.jp/storage/2023/05/03/45d5ba63f199fc2a3910ddf19c84c449/35203378_002.jpg
スナネコも人間と一緒に暮らそうと思えば、イエネコと同じように人間と暮らすと思います。
※これを言いたかったんです。
『なぜ、古いヨーロッパヤマネコの遺伝子がイエネコと交配することにより失われるのか?』
人間の進化の過程と同じなんです。
人類の祖先は、複数あり同時に生存している時代があります。その中で雑婚が起きます。そうなると優越する遺伝子があり、劣った遺伝子に置き換わります。優れた遺伝子に劣った遺伝子が吸収され新しい人類が生まれてきたのが人類の進化の歴史です。
それと同じことがヨーロッパヤマネコの世界でも現在進行形で起きています。
古いヨーロッパヤマネコの遺伝子が進化したイエネコの遺伝子に収斂するのは、進化の必然です。
古い遺伝子を残そうとする人間の試みは、ネコの世界の進化の過程を止めようとするのと同じです。
人間でいうなら、ネアンデルタール人を保護するのと同じです。それは、無駄なことでしょう?
様々な遺伝子は、やがて少数の種類に収斂していきます。それは、人間の進化の過程で証明されたことです。
それを妨害することに、何の意味がありますか?
むしろ、害悪でしょう?
よく、研究者も考えるべきだと思います。